こんにちは、りんのすけです。
「サイバーリンクのPhotoDirector(フォトディレクター)365を使って写真編集をしてみたいけど、実際にどう操作すればいいの…..?」と悩んでいる方は意外に多いのではないでしょうか?
そこで今回は、調整ブラシについて丁寧に紹介していきます。
そもそも調整ブラシってどんな機能なの?
なんとなく分かるけどなんとなく分かんない(^^;;
そんな状態だったりしませんか?
りんのすけ
この記事は以下のような人におすすめ!
・ 調整ブラシについて知りたい
・ フォトディレクターに興味がある
・ いじっている感を出してカッコつけたい(笑)
基本的な部分を理解しておけば編集もスムーズに行えるはずです!
それではどうぞ!
商品価格を含め情報の一切は2024年12月18日現在のものです。
本記事の感想や評価は、筆者個人の使用体験に基づいています。あくまで参考としてご覧ください。
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サイバーリンクとは?
そもそもサイバーリンク(CyberLink Corp.)とは1996年に台湾で設立された会社で、主にマルチメディアソフトウェアとAI顔識別技術を提供しています。
代表的な製品としてビデオ編集ソフトのPowerDirector365や、今回紹介する写真編集ソフトのPhotoDirector365などが挙げられ、いずれもWindows版とMac版が用意されています。
またFaceMeと呼ばれる高精度なAI顔認識エンジンなども手掛けており、1998年には日本支社が誕生しています。
りんのすけ
この記事ではMac版を取り上げています。
調整ブラシとは?
では本題に入る前に、そもそも調整ブラシとはどんな機能なのかを先に解説しますね(^^)
下記の画像が結論です。
左側が元画像ですが、調整ブラシでボディを蛍光グリーンに変えてみました。
これが調整ブラシの機能で、特定箇所の色やコントラストの調整が可能になります。
そして、フォトディレクター365で用意されている調整機能は以下のとおり、これらを調整して画像にブラシをかけていきます。
- ホワイトバランス
- 色調
- HSL/カラー
- ディテール
調整ブラシの調整方法
りんのすけ
それでは本題に入りましょう。
まずはフォトディレクター365を立ち上げ、管理&調整をクリックします。
調整ブラシは部分調整ツールの中にあります。
①が調整、②が手動になっていることを確認してください。
部分調整ツールの左横にある三角マークをクリックすると7個のアイコンが表示されますので、左から4番目のアイコンをクリックします。
調整ブラシをクリックすると、以下の項目が表示されます。
縦長なので画像は分割していますが、前段で案内した以下の項目が表示されるはずです。
- ホワイトバランス
- 色調
- HSL/カラー
- ディテール
大きな項目としては4項目ですが、その中には更に複数の項目がありますので、ブラシの調整としてはさまざまなバリエーションを楽しめるはずです。
りんのすけ
画像はちょっと見にくいですね^^;
では、実際にブラシの機能に取り掛かりましょう。
ブラシを使うには、まずマスクと呼ばれるものを設定する必要があります。
画像の赤ワクで囲った部分を見ると新規となっており、ここがスタート地点です。
最初にブラシの大きさを調整します。
ブラシが選択できていることを確認し、サイズのカーソルを調整します。
これは文字通りサイズの大きさで、ブラシの大きさを調整してください。
サイズを調整したあと、カーソルを画像に移動すると丸い円が表示されるはずです。
この円の大きさを調整して、ブラシをかけていきます。
りんのすけ
消しゴムも理屈は同じです。
ここからがちょっとだけ操作性がイマイチなんですが、まずはブラシをかけたいと思う場所(起点)を決めクリックします。
画像を見ると先ほどの円に赤い点と、かすかに赤くブラッシングされているのがわかりますでしょうか。
また、先ほどは新規となっていた左上のマスクが赤に変更されています。
ここがまずは起点と考えてください。
起点を決めたらクリックしながらマウスを動かす(円を動かす)ことで、ブラッシングされるのが分かるはずです。
りんのすけ
こんな感じにできれば、まずはOKです。
ここでまた使いにくい状態になってしまうんですが、赤い点とブラッシングができただけではもちろん完成ではありません。
この赤いブラシも実際に赤く染められているわけではなく、区別するための色分けです。
操作すると分かるんですが、先ほど赤くブラッシングした箇所から左側のパネルにカーソルを移動するとブラシの痕跡が消えてしまいます。
りんのすけ
ここがわかりにくいです。
ここで実際にホワイトバランスを調整してみましょう。
どうでしょうか?
ここではホワイトバランスの色濃度を-100にしてみました。
すると先ほど赤くブラッシングされた部分が青く変化しました。
起点となる赤い点はそのままです。
画像を修正しながら記事を作っているので、実際のブラシの位置とは異なります。
この赤い点は左側のパネルにカーソルを移動すれば消えます。
このように、最初の赤い点はただの目印、下書きともいえます。
ちなみに画像の他の箇所に合わせてブラッシングすると、以下のように同じようなブラシの仕上がりになります。
このように赤い点(マスク)を起点として、お好みの箇所にブラシをかけることが可能です。
りんのすけ
背景が違うから違った色に見えるけど同じです。
マスクは追加することが可能です。
例えばですが、Aという箇所には赤いブラシ。Bという箇所には青いブラシといった類で画像を調整することが可能になります。
では、実際にマスクを追加してみましょう。
マスクの右横にある三角マークをクリックすると、作成されているマスクが表示されます。
現状では赤いマスクひとつですが、ここで新規をクリックします。
すると画面が何もなかったかのようになりますが、カーソルをそのまま画像に持っていきクリックしてみてください。
画像の右上に青い点(新たな起点)ができたのが確認できます。
加えてパネルの部分には青いマスクが表示され、先ほど調整したホワイトバランスも調整されていない状態(新規の状態)になっています。
ここであらためてパネルを確認しましょう。
先ほど同様にマスクの右横にある三角マークをクリックします。
すると赤と青のふたつのマスクが作成されているのが確認できます。
赤のマスクではホワイトバランスを調整しましたが、青のマスクは色調の中にある露光量を調整してみましょう。
実際の画像がこちらです。
このように、複数のブラシを使い分けることで画像に効果的な演出をほどこすことが可能です。
最終的には下記画像のように、完了をクリックすれば文字通り完了です。
りんのすけ
やり直す際はリセットです。
マスクはいくつも作成できますが、同時に削除も可能です。
下記画像のように、削除したいマスクが選択されていることを確認したうえで右横にあるゴミ箱のアイコンをクリックすればOKです。
ただし、画像の例で言えば青の起点で調整したブラッシングは全て削除されるので注意してください。
りんのすけ
今回はちょっとボリュームが大きかったですね(^^;;
お疲れ様でした。
まとめ
今回は調整ブラシについて解説しました。
前段でも紹介しましたが、調整ブラシでは以下の項目の調整が可能です。
- ホワイトバランス
- 色調
- HSL/カラー
- ディテール
各項目ごとに細分化されているので、慣れてしまえば無限と言えるほどの調整が可能になります。
操作にちょっと慣れが必要ですが、つまずくのは最初だけだと思いますのでぜひ活用してみてください(^^)
以降は、順次記事を増やしていく予定です。
りんのすけ
最後までありがとうございました。
サイバーリンクのPhotoDirector365に興味がある方へ
サイバーリンクのPhotoDirector(フォトディレクター)365はサブスクになっており、定価でも年間6,980円。月額換算で582円ほどです。
代表的な写真編集ソフトですとAdobeのPhotoshopなどが有名どころですが、月額料金がちょっと高いですよね(^^;;
その点、サイバーリンクのフォトディレクター365は良心的なお値段で提供されており、かつ機能も豊富です。
また、写真だけではなく、動画・音声・WEBカメラなど多数のソフトが用意されていますので、あなたの写真ライフの一助としてフォトディレクター365をぜひ検討してみてください!
りんのすけ
公式サイトはセールも頻繁にやっているので覗いてみてね(^^)