こんにちは、りんのすけです。
写真に写っている特定の色だけ、もう少し鮮やかにしたいな…
風景写真の緑が、なんだか理想と違う…
そんな風に、写真の色味にもっとこだわりたいと思ったことはありませんか?
写真の色をピンポイントで、かつ自由自在に操れるのが、サイバーリンクのPhotoDirector(フォトディレクター)365に搭載されている「HSL/カラー機能」です。
HSLとは、Hue(色相)、Saturation(彩度)、Luminance(輝度)の略。
この3つの要素を調整することで、写真の中の特定の色だけを狙って、印象をガラッと変えることができるんですよ(^^)
今回は、HSL/カラー機能を使って、あなたの写真の色を思い通りにコントロールする方法をご紹介していきます。

りんのすけ
この記事は以下のような人におすすめ!
・ 写真の特定の色だけを変更したい
・ 被写体や背景の色を際立たせたい、あるいは落ち着かせたい
・ いじってる感を出してカッコつけたい(笑)
この記事を読めば、あなたの写真が色の魔法で、もっと魅力的になりますよ!
それでは、さっそくHSL/カラー調整の世界へどうぞ!
商品価格を含め情報の一切は2025年7月6日現在のものです。
本記事の感想や評価は、筆者個人の使用体験に基づいています。あくまで参考としてご覧ください。
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信頼できる? サイバーリンクってどんな会社? PhotoDirector365を選ぶ前に知っておきたい基礎知識
サイバーリンク(CyberLink Corp.)とは1996年に台湾で設立された会社で、主にマルチメディアソフトウェアとAI顔識別技術を提供しています。
代表的な製品としてビデオ編集ソフトのPowerDirector365や、今回紹介する写真編集ソフトのPhotoDirector365
などが挙げられ、いずれもWindows版とMac版が用意されています。
またFaceMeと呼ばれる高精度なAI顔認識エンジンなども手掛けており、1998年には日本支社が誕生しています。

りんのすけ
この記事ではMac版を取り上げています。
色彩を自在にコントロール! PhotoDirector365のHSL/カラーとはどんな機能?
まずはHSLがなにかを理解していきましょう。
色というのはR(レッド)・G(グリーン)・B(ブルー)で表現され、一般的にRGBと呼ばれます。
これに対してHSLというのは、色相(Hue)、彩度(Saturation)、輝度(Lightness)の組み合わせで表現し、こちらは一般的にHSLと呼ばれます。
ここで結論を見てみましょう。

りんのすけ
画像はクリックで拡大できます。


左が元画像で、右が彩度を調整したものになります。
例なので極端に修正していますが、比較しやすいのは湖面に映ったボートの色ですね。
他には森の色も強調されているのがわかるかと思います。
このように多様な調整でお好みの色を再現できるのがHSL/カラーの機能です。

りんのすけ
写真は裏磐梯の松原キャンプ場です。
初心者でも簡単に色を整えられる! HSL/カラーの調整手順と使い方
では本題に入りましょう(^^)
まずはPhotoDirector365を立ち上げ、左から3番目の管理&調整をクリックします。

HSL/カラーは全体調整ツールの中にあります。
①が調整、②が手動になっていることを確認し、③のHSL/カラーの左横にある三角マークをクリックするとパネルが開きます。

操作方法はシンプルです。
まず①の部分でHSLかカラーを選択します。
画像ではHSLの彩度に選択されていますが、この場合②のように色相・彩度・明度に細分化されます。
よく見ると彩度の文字が太字になっていますが、③でも彩度と表示されていますので、こちらでも確認が可能です。
この3パターンでそれぞれの色をスライダーで調整すればOKです。

続いてカラーの調整です。
今度は画像のようにカラーを選択します。
するとレッドを先頭に8色が用意されており、それぞれの色で色相・彩度・明度がスライダーで調整できるようになります。


りんのすけ
レッドならレッド、マゼンタならマゼンタをクリックしてね。
続いて謎アイコンを解説します。
通常はスライダーを調整してそれぞれの色を調整しますが、この謎アイコンを使うと画像から直接色を調整することができます。

まずは謎アイコンをクリックします。
すると画像のように青く切り替わるので、これで謎アイコンが機能するようになります。

この状態でカーソルを画像に持っていくと、そのまま謎アイコンが表示されます。
画像では赤いボートにカーソルを合わせており、左側のスライダーにも注目してください。
レッドの箇所に上下の三角マークが表示されています。
この場合、ボートはレッドがメインカラーだということを認識しており、この謎アイコンをボートに合わせたまま、右クリックしながら上下に動かすことで、ボートにポイントを当てた修正が可能になるのです。


りんのすけ
レッドだけではなく、他の色も微調整されるよ。
では実際にやってみましょう。
ここでは湖面にカーソルを合わせました。
するとブルーがメインと認識し、それにつられる形でアクアも調整されています。
ただし、画像を見てもわかると思いますが、湖面にポイントを当てたからといって湖面だけを修正することはできません。
画像の左上を見ると空の色が明らかに違いますし、並んでいるボートの色も変わっています。
あくまでも全体が修正されてしまうのです。
ここはあなたの使い方次第ですが、「何色を調整すればいいかわからない」という時にポイントを当てるのがいいかなと思います。

「色相・彩度・輝度」の違いとは? HSL/カラーで色を繊細に操るテクニック
実際にPhotoDirector365でHSL/カラーを変更してみました。
一例としてご覧ください。
まずは元画像です。

カラーでレッドを調整してみました。
もはやボートの色が完全に違いますね。


りんのすけ
ピンポイントならこの方法が良いかも。
同様にグリーンを調整してみました。
当たり前ですが、元画像と比較すると緑が鮮やかです。


りんのすけ
ちょっと不自然な緑だけどね。
今度はHSLに切り替えて彩度を調整です。


りんのすけ
もはやよく分からんですわ。
最後に色相を調整です。


りんのすけ
可能性は無限大ということで(^^;;
まとめ:HSL/カラーで、写真の「色」を徹底的に楽しもう!
いかがでしたでしょうか?
今回は、PhotoDirector365のHSL/カラー調整機能について解説しました。
この機能を使えば、写真に写る様々な色を個別にコントロールし、色相(色合い)、彩度(鮮やかさ)、輝度(明るさ)を自在に調整することができます。
例えば、青空の色だけをより深くしたり、ポートレートの肌の色を自然に整えたり、あるいは特定のオブジェクトの色を強調して視線を集めたりと、その活用方法は多岐にわたります。
もちろん、最初から完璧に使いこなす必要はありません。
まずは「赤色の鮮やかさを変えてみよう」「緑色の明るさを調整してみよう」といった具合に、気になる色をピンポイントで触ってみることから始めてみましょう。
そこから写真全体のバランスを見て調整していくのがおすすめです。
個人的には、「写真は自己満足で良い」と思っています。
このHSL/カラー機能は、まさにあなたの「好き」な色味を追求するための最高のツールです。
誰かの評価を気にせず、思う存分色をいじって、あなただけの「最高の一枚」を作り上げてくださいね!

りんのすけ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
サイバーリンクのPhotoDirector365、気になってる?
「写真編集ソフトって高そう…」「難しそう…」
なんとなくそう思いますよね…(^^;;
でも実はサイバーリンクのPhotoDirector(フォトディレクター)365はサブスクになっており、定価でも年間6,980円。
月額換算でなんと582円ほどです。
あの高価なAdobe製品と比べても、驚くほどお手頃なんです(^^)
しかも、「電線を自動で消す」「空を青空に差し替える」「人物だけを切り抜く」など、AIによるプロ級の編集が誰でも簡単に!

りんのすけ
ぶっちゃけ半信半疑だったけどね(^^;;
でも実際に使ってみたら、数クリックで電線がスッと消える!
しかも直感的な操作で、初心者でも迷わず使えるのが嬉しいところ。
無料体験版もあるので、まずは触ってみるのがオススメです。
あなたの写真編集の世界が、きっと変わりますよ(^^)

りんのすけ
ちなみに、公式サイトでは不定期セールも開催中!
うまくタイミングが合えば、もっとおトクに手に入るかも♪