こんにちは、りんのすけです。

撮った写真の端がゆがんで見える…

なんだか写真全体が暗い気がする…

そんなレンズ特有の悩みに直面したことはありませんか?

実は、カメラやレンズの特性上、写真にはわずかな「ゆがみ」や「色のにじみ」などが生じることがあります。

しかし、ご安心ください!

サイバーリンクのPhotoDirector(フォトディレクター)365には、これらの「レンズのクセ」を自動で、そして驚くほど簡単に修正してくれる「レンズ補正機能」があるんです。

今回は、この強力なレンズ補正機能で、あなたの写真をさらにシャープで美しい一枚に仕上げる方法をご紹介していきます。

りんのすけ

この記事は、こんなあなたに読んでほしい

・ 写真をより自然で、クリアな印象にしたい

・ いつもの写真に、ちょっとした遊び心を加えたい

・ いじってる感を出してカッコつけたい(笑)

この記事を読めば、あなたの写真がレンズの制約から解放され、もっと自由な表現が可能になりますよ!

それでは、さっそくレンズ補正の世界へどうぞ!

商品価格等について

商品価格を含め情報の一切は2025年7月3日現在のものです。
本記事の感想や評価は、筆者個人の使用体験に基づいています。あくまで参考としてご覧ください。
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信頼できる? サイバーリンクってどんな会社? PhotoDirector365を選ぶ前に知っておきたい基礎知識

サイバーリンク(CyberLink Corp.)とは1996年に台湾で設立された会社で、主にマルチメディアソフトウェアとAI顔識別技術を提供しています。

代表的な製品としてビデオ編集ソフトのPowerDirector365や、今回紹介する写真編集ソフトのPhotoDirector365などが挙げられ、いずれもWindows版とMac版が用意されています。

またFaceMeと呼ばれる高精度なAI顔認識エンジンなども手掛けており、1998年には日本支社が誕生しています。

りんのすけ

この記事ではMac版を取り上げています。

写真の歪みをキレイに補正! PhotoDirector365のレンズ補正機能とは?

最初に結論を見てみましょう。

りんのすけ

画像はクリックで拡大できます。

左が元画像で、右が補正後です。

これは魚眼歪みという項目を補正(調整)した写真ですが、面白いですよね(^^)

魚眼レンズがなくても、この程度であれば簡単に補正することができるんです。

レンズ補正とはレンズ特有の歪みや収差を補正し、より自然な仕上がりに整える機能で、おもに広角レンズや魚眼レンズによる画像のゆがみ(樽型・糸巻き型歪み)、周辺光量の低下(ビネット)、色のにじみ(色収差)などを補正する機能です。

りんのすけ

写真は南三陸町で撮りました。

【簡単ステップ!】PhotoDirector365でレンズ歪みを補正するコツ

では、さっそく本題に入りましょう(^^)

STEP1
管理&調整をクリック

まずはフォトディレクター365を立ち上げ、左から3番目の管理&調整をクリックします。

STEP2
全体調整ツールをクリック

レンズ補正は全体調整ツールの中にあります。

①が調整、②が手動になっていることを確認し、③のレンズ補正の左横にある三角マークをクリックするとパネルが開きます。

STEP3
自動レンズ補正

最初に自動レンズ補正からいきます。

これは文字通り自動で補正してくれるものですね。

補正を有効化にチェックを入れると、メーカー・レンズ・プロファイルの情報が表示され、この場合はiPhoneSE2で撮影したものであることがわかります。

表示された情報が違っている場合は、各箇所をドロップダウンで選択・修正が可能です。

注意

全てのメーカーのカメラやレンズ情報には対応していません。

りんのすけ

OM-5は対応していませんでした(^^;;

STEP4
レンズ情報のダウンロード

デフォルトでレンズ情報がない場合でも、ダウンロードして情報を得ることが可能です。

画像の箇所にカーソルを合わせると「DirectorZoneから他のレンズプロファイルをダウンロード」という項目が表示されます。

これをクリックすると下記画像になりますので、ここでレンズプロファイルをクリックします。

対象がレンズプロファイルになっていることを確認し、目当てのレンズ情報があるかを確認してください。

目当てのファイルをダウンロードしたあとは「ダウンロードしたレンズプロファイルを読み込む」をクリックして情報を読み込んでください。

記事執筆時点ではASUSのレンズ情報が2個確認できます。

りんのすけ

逆に言うとこれしかありませんでした(^^;;

STEP5
魚眼レンズの歪みを補正する方法①

続いて魚眼歪みというものを試していきましょう。

まずは結論。

これは冒頭でもお見せしたものですね。

魚眼歪みのスライダーを-100に合わせました。

STEP6
魚眼レンズの歪みを補正する方法②

続いて+100に合わせて見ましょう。

ちょっとわかりにくいので赤線を引きました。

元画像ではなんとなく斜めになっているのが分かるでしょうか?

それに対して右側の補正した画像は気持ちまっすぐになっています。

りんのすけ

面白いよね!

STEP7
フリンジ補正を調整する方法

続いてはフリンジ補正です。

フリンジ補正とは、写真の色収差を補正するための機能で、紫や緑のにじみを除去するために使用され、パープルフリンジ(紫のにじみ)、グリーンフリンジ(緑のにじみ)と呼ばれたりもします。

結論を見ましょう。

2分割で比較していますが、左の画像では紫のにじみが出ています。

これに対し、補正した右側では消えているのが分かるでしょうか?

これがフリンジ補正ですが相当程度に拡大しないと、この違いは気づきません。

これも800%で拡大表示しており、元画像は下記です。

矢印をつけなければ、どこを拡大したのかわかりませんよね(^^)

補正できるという程度で十分で、あまり気にする必要はないかと思います。

りんのすけ

RAWであれば未加工なので目立ちやすいかもです。

画面の2分割方法は下記記事をご参考ください。

STEP8
色収差を調整する方法

色収差というのは、レンズの光の屈折によるズレで発生する歪みやボケを指します。

ここでフリンジ補正との違いをちょっと見てみましょう。

色収差フリンジ
発生原因レンズが異なる色の光を同じ位置に結像できないことが原因。主に強い光(逆光など)による光学的な影響で発生。
主な症状画像の四隅やエッジ部分に「紫・緑・赤・青のにじみ」が発生。パープルフリンジ(紫色のにじみ) や グリーンフリンジ(緑のにじみ) が発生。
発生しやすい場所画像全体のコントラストが強い部分。特に広角レンズの端など。ハイライト(明るい部分) のエッジ。特に逆光時に目立つ。

わたし自身がそうですが、ここまで来るとちょっと初心者レベルではないかと思います。

沼にハマっている方であれば別ですが「こんな機能があるんだ」という程度で十分かなと(^^;;

りんのすけ

色収差は拡大した看板の文字などが分かりやすいかもです。

STEP9
周辺光量調整を修正する方法

周辺光量調整とは、写真の四隅が暗くなったり、逆に明るくなったりする現象を補正する機能です。

まずは結論を見ましょう。

左が元画像で何もいじってはいません。

対して右側は四隅が明るくなってカップが強調された形になっています。

なんとなくこんな写真は目にすることありますよね(^^)

これは意図的に強調していますが、自然な状態であれば広角レンズやF値の小さい明るいレンズ(F1.8、F2.8など)で発生しやすいです。

りんのすけ

花なんかいいかもね。

STEP10
周辺光量効果を修正する方法

似て非なるものに周辺光量効果がありますが、まずは結論。

先ほどよりもさらに四隅の明るさが強調されていますね。

なので、先ほど「花がいいかも」という表現をしましたが、正確に言えば周辺光量効果で調整するのが良いでしょう。

簡単に違いを表にしてみました。

周辺光量調整周辺光量効果
目的レンズの影響を補正して、自然な仕上がりにする演出として活用し、視線誘導や雰囲気を作る
四隅の明るさ明るく補正(暗くすることはあまりない)明るく or 暗く調整
使用場面風景・建築写真など、均一な露出が必要なときポートレート・アート写真など、印象を強調したいとき

このように大きく目的が異なります。

どのように写真を演出するかはお好みなので、縛られることなく楽しみましょう

サイバーリンク公式オンラインストア

まとめ:レンズ補正で、写真の「見え方」を自由自在に!

いかがでしたでしょうか?

今回は、PhotoDirector365のレンズ補正機能について解説しました。

レンズ補正は、写真に生じる「ゆがみ」や「ケラレ(四隅の暗さ)」などを自動で修正し、より自然でプロフェッショナルな仕上がりにするための強力なツールです。

風景写真では広大な景色をより忠実に再現したり、ポートレートでは人物をより魅力的に見せたりと、その効果は絶大です。

また、魚眼レンズのような極端なゆがみをあえて残したり、調整して面白い効果を生み出すのも、写真編集の醍醐味です!

「写真は自己満足で良い」と思っています!

技術的な補正はもちろん、遊び心を加えた表現も、あなたのクリエイティビティを最大限に引き出します。

ぜひ、このレンズ補正機能を活用して、あなたの写真をもっと自由に、もっと楽しく彩ってみてくださいね!

りんのすけ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

サイバーリンクのPhotoDirector365、気になってる?

「写真編集ソフトって高そう…」「難しそう…」

なんとなくそう思いますよね…(^^;;

でも実はサイバーリンクのPhotoDirector(フォトディレクター)365はサブスクになっており、定価でも年間6,980円。

月額換算でなんと582円ほどです。

あの高価なAdobe製品と比べても、驚くほどお手頃なんです(^^)

しかも、「電線を自動で消す」「空を青空に差し替える」「人物だけを切り抜く」など、AIによるプロ級の編集が誰でも簡単に!

りんのすけ

ぶっちゃけ半信半疑だったけどね(^^;;

でも実際に使ってみたら、数クリックで電線がスッと消える!
しかも直感的な操作で、初心者でも迷わず使えるのが嬉しいところ。

無料体験版もあるので、まずは触ってみるのがオススメです。
あなたの写真編集の世界が、きっと変わりますよ(^^)

りんのすけ

ちなみに、公式サイトでは不定期セールも開催中!
うまくタイミングが合えば、もっとおトクに手に入るかも♪