こんにちは、りんのすけです。
名前がやたら長いこの投資信託。
「なんとなく原油に投資するんだろうな…」とは分かるけど、実際のところよく分かんない。
「もしかして先物取引ってやつ?」
こんな疑問を持つ方も多いはず。
今回は、初心者にも分かりやすく「名前の意味」から「仕組み」「リスク」までを整理していきます。
名前に隠された意味や中身を知ると、投資信託の見方が変わりますよ(^^)

りんのすけ
この記事は、こんなあなたにオススメ!
・ 原油先物に興味がある
・ 短期的なリターンを狙いたい
・ 目論見書は秒で閉じる
この記事を読めば、このファンドの名前の意味から仕組み、注意すべきリスクまでスッキリ理解できますよ(^^)
それではどうぞ!
情報の一切は2025年9月13日現在のものです。
本記事の感想や評価は筆者個人の使用体験に基づいております。
投資は自己責任です。公式サイト等で最新の情報を必ずご確認ください。
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『NF・原油先物ETF』とは?【名前からひも解く】
名前が長いので、まずは分解して各々をひも解いていきましょう!
ちなみに、この「NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信」という、やたらと長い名前には「NF・原油先物ETF」という愛称が用意されています。
愛称も長いけどね…(^^;;
- NEXT FUNDS NOMURA
- 原油
- インデックス連動型上場投信(ETF)

りんのすけ
難しい名前もバラせば意外とそうでもなかったりする。
NEXT FUNDS NOMURAとは?【横文字ズラリで読みにくい】
「NEXT FUNDS(ネクストファンズ)」は、野村アセットマネジメントが展開するETFブランドで、1995年に誕生しました。
NEXT FUNDは野村のETFを意味しており、『Nomurα Exchange Traded FUNDS』の頭文字をとっています。
でも...NEXTのNが野村なら、その後にまたNOMURAって重複してるよね(^^;;

りんのすけ
ここではスルーします…..。
原油ってそもそも何?【ガソリンの原型ですか?】
原油は、地中から採掘される炭化水素の液体で、精製するとガソリン・軽油・灯油などに加工されます。
私たちが毎日使うクルマの燃料や、発電、プラスチック製品の原料にもなる「生活に欠かせないエネルギー源」です。
つまり、原油価格の動きはガソリン代だけでなく、世界経済全体に直結します。
インデックス連動ETFとは?【株式とどう違う?】
インデックスファンドとは、市場の代表的な指数(インデックス)に連動するよう設計された投資信託で、日本で言えば日経平均株価。
「原油インデックス」とは、原油先物価格をベースにした指数のこと。
このETFは、株式や債券ではなく「原油先物」に連動します。
つまり「株式市場」ではなく「商品市場(コモディティ市場)」に投資できる点が特徴です。
ETF(上場投信)なので、証券取引所で株と同じようにリアルタイムで売買できます。

りんのすけ
ETFそのものについては別の機会に。
『NF・原油先物ETF』の中身を公開【先物だからちょっとクセあり】
このETFの中身は「原油先物」。
つまり、実際に原油を保有するのではなく、先物市場の価格に連動する仕組みです。
先物は「将来のある時点で、あらかじめ決めた価格で取引する契約」のこと。
例えば「3か月後に1バレル=80ドルで原油を買う」契約を売買するイメージです。
そのため、単純に「ガソリン代と同じ動きをする」とは限りません。

目的と特色【なぜこのETFが作られたのか】
目的【個人でも原油取引に参加できる】
- 個人でも気軽に原油投資ができる
👉個人で原油はなかなかに難しいですが、このETFで「原油価格の動きに投資」できるようになる。 - インデックスに連動した安定した仕組みを提供する
👉野村が設定した「NOMURA原油ロングインデックス」に沿って動くため分かりやすい。 - 株や債券とは違う値動きを取り入れる
👉株や債券と値動きが異なるため、分散効果が期待できる。
特色【NISAも使える】
- シンプルに「原油先物」に連動
👉「原油価格の動きを反映する」のでシンプル。 - リアルタイムで売買可能
👉ETFは株式と同じように市場で自由に売買できます。「今日は原油が動きそうだ」と思ったら、その場で売買できる機動性があります。 - NISAが利用可能
👉今回のファンドはNISAの成長投資枠の利用が可能。

りんのすけ
つみたてNISAには対応していません。
投資のリスク【初心者が注意すべき3つのポイント】
現実問題として、投資には必ずリスクがあります。
ここでは初心者が特につまずきやすい3つを押さえておきましょう。
- 価格変動リスク(値動きが激しい)
👉短期的に利益を狙える反面、価格変動が大きいので当然にマイナスになる場合もある。 - 長期保有には向かない
👉長期で持ち続けると、原油価格が横ばいなのにETF価格が下がる場合がある。 - 為替リスク
👉為替の影響を受けやすいため、長期で「安定的な投資対象」とは言いにくい。

りんのすけ
1円も損したくない!
こんな方に投資は不向きです。
実際の資産推移を公開
ちなみに実際の資産推移はこんな感じです。

まとめ:ガソリン代は下がらないけど、世界を感じるETF
『NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信』は、名前の通り「原油価格に連動するETF」ですが、実際は先物を通じて投資する仕組みになっています。
ここで名前の意味を振り返ってみましょう。
- NEXT FUNDS=野村のETFブランド
- 原油=世界経済の根幹となるエネルギー
- インデックス連動ETF=先物市場に投資できる仕組み
ガソリン代の節約には直結しませんが、エネルギー価格の変動を投資で体感できるのはユニークです。
「世界経済を肌で感じたい」「株以外の投資先にも挑戦したい」という人には、学びを得られる商品といえるでしょう。
最後に、わたしが使っている証券会社のリンクを用意しましたので、興味が持てたらのぞいてみてくださいね(^^)

りんのすけ
最後までありがとうございました。
【あなたはどのタイプ?】失敗しない証券会社選び
私は、実際に松井証券と楽天証券を使い分けていますが、それぞれの特徴はこんな感じ。
- 投資初心者で、まずは迷わず始めたい人
- 積立NISAだけで完結したい人
- シンプルな画面設計を重視する人
- 楽天経済圏で生活している人
- 楽天カード積立でポイント還元あり
- 積立額を増やしてポイント還元を最大化したい人
私の場合、積立NISAは松井証券、クレカ積立でポイントを利用した投資は楽天証券と使い分けています。
松井は『迷わない設計』が魅力で、楽天は『還元率』が魅力。
ちなみに松井証券はフリーダイヤルが設定されており、サポートが秀逸です。
何度も利用しましたが、対応も良く非常に満足しています。
もし「ちょっと始めてみようかな」と思えたら、まずは口座開設ページをのぞいてみるのがおすすめです。
どちらも無料で開設できて、スマホだけでも完結しますよ(^^)

りんのすけ
ぜひチェックしてみてね!
参照サイト一覧
NEXT FUNDS
NF・原油先物ETF
目論見書
月次レポート
NF・原油先物ETFのメリットとデメリット
「NEXT FUNDS」新スローガン
コモディティETF
ETFとは
WTI原油先物とは