こんにちは、りんのすけです。
「サイバーリンクのPhotoDirector(フォトディレクター)365を使って写真編集をしたいけど、実際にどう操作すればいいの…..?」と悩んでいる方は意外に多いのではないでしょうか?
そこで今回は、スポット補正について丁寧に紹介していきます。
そもそもスポット補正ってどんな機能なの?
そんな状態だったりしませんか?

りんのすけ
この記事は以下のような人におすすめ!
・ スポット補正について知りたい
・ PhotoDirector365に興味がある
・ いじってる感を出してカッコつけたい(笑)
基本的な部分を理解しておけば編集もスムーズに行えるはずです!
それではどうぞ!
商品価格を含め情報の一切は2025年4月29日現在のものです。
本記事の感想や評価は、筆者個人の使用体験に基づいています。あくまで参考としてご覧ください。
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サイバーリンクとは?
サイバーリンク(CyberLink Corp.)とは1996年に台湾で設立された会社で、主にマルチメディアソフトウェアとAI顔識別技術を提供しています。
代表的な製品としてビデオ編集ソフトのPowerDirector365や、今回紹介する写真編集ソフトのPhotoDirector365
などが挙げられ、いずれもWindows版とMac版が用意されています。
またFaceMeと呼ばれる高精度なAI顔認識エンジンなども手掛けており、1998年には日本支社が誕生しています。

りんのすけ
この記事ではMac版を取り上げています。
PhotoDirector365のスポット補正とは?
まずはスポット補正がどんな機能なのかを先に解説します(^^)
PhotoDirector365のスポット補正には以下の2種類があります。
- 複製
- 修復
複製
複製とは指定した画像部分をコピーし、そのコピーしたものでスポット部分をカバー(隠す)するものです。
例えばですが、顔にあるホクロを消したいと考えます。
この場合、ホクロの近くにあるキレイな肌の部分を複製(コピー)し、コピーしたものをホクロの上にのせてしまいます。
こうすることでホクロが見えなくなり、まるで存在しないかのように見せることができます。

りんのすけ
下記の画像を一例にします。


左が元画像で、ゴハンと味噌汁があります。
この味噌汁の中にゴハンを入れたのが右画像です。

りんのすけ
顔で例えたのにゴハンと味噌汁ってどうよ( ・∇・)
これが複製です。
画像を移植するといった方がわかりやすいでしょうか?
続いて修復を見てみましょう(^^)
修復
修復とは、指定したスポット周辺の画像情報(色調や明暗等)を使い、スポット周辺を自然な感じに修復する方法です。
複製とは違い、あくまでも明暗等を保ったまま自然に修復します。
これでスポット(指定した)部分は目立たなくはなりますが、完全に消すわけではないのが複製との違いです。

りんのすけ
下記の画像をご覧ください。


先ほどと同じですが、左の元画像にはちょうど真ん中あたりに白いお麩が見えます。
右の画像は修復をほどこすことで味噌汁に馴染ませた形になります。

りんのすけ
自然な感じに馴染ませるだね。
PhotoDirector365のスポット補正の調整方法

りんのすけ
それでは本題に入りましょう。
結論から言うと、PhotoDirector365では複製も修復もやり方は同じです。
まずはフォトディレクターを立ち上げ、管理&調整をクリックします。

スポット補正は部分調整ツールの中にあります。
①が調整、②が手動になっていることを確認してください。
部分調整ツールの左横にある三角マークをクリックすると7個のアイコンが表示されますので、左から2番目のアイコンをクリックします。

アイコンをクリックすると下記画像になりますので、ここで複製か修復かを選択します。
どちらを選んでも、サイズ・エッジのぼかし・不透明度に変わりはありません。

サイズは文字通りサイズで、複製(修正)したい箇所の大きさを指定します。
サイズを調整すると味噌汁の中にある円の大きさが変わります。


りんのすけ
円がちょっと見にくいかな(^^;;
円の大きさを調整したら、複製(修正)したい箇所に円を当ててクリックします。
すると画像のように円が二個できるはずです。
これができたら、そのままもう一個の円をそのままドラッグします。

円を動かす(ドラッグする)と、元々の味噌汁の円の中の画像が移動します。
ドラッグしながら確認すると、動かしている円の画像が入っていくのが分かるはずです。

画像のようにもう一個の円をゴハンに移動すると、味噌汁の中にゴハンが入ってきました。
ちょっと分かりにくいですが、ゴハンの円から右に矢印が伸びているのが分かるかと思います。
つまり、この部分がここにコピーされているよというわけです。

りんのすけ
この操作にちょっと違和感があり、慣れが必要です。
この状態で問題ない場合、画像の完了ボタンをクリックすればOKです。

修正に変更したい場合は、複製から修正に変更するだけでOKです。
ご飯を味噌汁に入れるような場合の操作方法は同じですが、前半のように白いお麩の部分だけを消したいような場合は、円をクリックするだけで修復が可能です。

りんのすけ
勝手に周りに合わせてくれるよ。

エッジのボカシというのは、周辺をぼかす意味と考えていいので実際に見てみましょう。

画像ではエッジのボカシは0(ゼロ)になっています。
つまり、まるっきりコピーした状態のままです。
これを100にしてみましょう。

ゴハンの周辺にボカシが入っているのが分かるでしょうか?
これがエッジのぼかしになります。

りんのすけ
複製よりも修復の方がより自然に見えるかな。
不透明度は理屈的にはエッジのぼかしと一緒です。
これも実際に見た方が早いので見てみましょう。

これは不透明度が100、つまりは全く透明感がない状態です。
これを20まで下げてみましょう。

どうでしょうか?
味噌汁に馴染んでいるのが分かるかと思います。
これをゼロにすると完全に消えるので、元の味噌汁のままになります。
エッジのぼかしと組み合わせて使うことで、より自然に仕上げることができます。

りんのすけ
複製も修復も考え方は同じです。
まとめ
今回はスポット補正の複製と修復について解説しました。
分かりやすいのでご飯と味噌汁という極端なものでしたが、風景写真などで緑の部分を複製(修復)する場合などはかなり有効な機能かと思います。
操作にちょっと慣れが必要ですが、つまずくのは最初だけだと思いますのでぜひ活用してみてください(^^)

りんのすけ
最後までありがとうございました。
サイバーリンクのPhotoDirector365に興味がある方へ
サイバーリンクのPhotoDirector(フォトディレクター)365はサブスクになっており、定価でも年間6,980円。
月額換算で582円ほどです。
編集ソフトはAdobeのPhotoshopなどが有名ですが料金がちょっと高いですよね(^^;;
その点、サイバーリンクのPhotoDirector365は値段もお手頃で、かつ機能も豊富です。
下記公式サイトからは無料体験版もダウンロードできますので、お試しだけでもどうぞ!

りんのすけ
公式サイトはセールも頻繁にやっているので覗いてみてね(^^)