こんにちは、りんのすけです。
サイバーリンクのPhotoDirector(フォトディレクター)365を使っているけど、写真のこの部分だけを明るくしたい、あそこの色だけを変えたい…
まさに『ピンポイント』で写真を調整したいんだけど、どう操作すればいいんだろう?
そう感じていませんか?
もしかしたら、「調整ブラシ」という機能の名前は聞いたことがあるけれど、「まさか写真をブラッシングするわけないよね…?」
なんて思っているかもしれませんね(笑)。
ご安心ください!
今回の記事では、調整ブラシ」について、その基本的な機能から具体的な操作方法まで、写真編集初心者の方にも分かりやすく解説していきます。

りんのすけ
この記事は以下のような人におすすめ!
・ 写真の一部分だけを調整したい!
・ 写真編集で「こだわり」を表現したい!
・ いじってる感を出してカッコつけたい(笑)
この機能の「基本的な部分」を理解するだけで、あなたの写真編集は劇的にスムーズになり、まるでプロが手掛けたような「こだわり」のある作品作りが楽しめるはずです!
さあ、早速PhotoDirector 365の「調整ブラシ」という魔法を一緒に体験しましょう!
商品価格を含め情報の一切は2025年7月14日現在のものです。
本記事の感想や評価は、筆者個人の使用体験に基づいています。あくまで参考としてご覧ください。
本ページにはプロモーションが含まれています。
信頼できる? サイバーリンクってどんな会社? PhotoDirector365を選ぶ前に知っておきたい基礎知識
サイバーリンク(CyberLink Corp.)とは1996年に台湾で設立された会社で、主にマルチメディアソフトウェアとAI顔識別技術を提供しています。
代表的な製品としてビデオ編集ソフトのPowerDirector365や、今回紹介する写真編集ソフトのPhotoDirector365
などが挙げられ、いずれもWindows版とMac版が用意されています。
またFaceMeと呼ばれる高精度なAI顔認識エンジンなども手掛けており、1998年には日本支社が誕生しています。

りんのすけ
この記事ではMac版を取り上げています。
PhotoDirector365の調整ブラシとは? 選択範囲を塗って細かく補正
本題に入る前に、調整ブラシがどんな機能なのかを先に解説しますね(^^)
下記の画像が結論で、画像はクリックすると拡大できます。


左が元画像でボディを蛍光グリーンに変えてみました。
調整ブラシとは、特定箇所の色やコントラストの調整が可能になる機能を指します。
そしてPhotoDirector365で用意されている調整機能は以下のとおりで、これらを調整して画像にブラシをかけていきます。
- ホワイトバランス
- 色調
- HSL/カラー
- ディテール
初心者でもOK! 一部分だけを直感補正する簡単ステップ

りんのすけ
それでは本題に入りましょう。
まずはPhotoDirector365を立ち上げ、左から3番目の管理&調整をクリックします。

調整ブラシは部分調整ツールの中にあります。
①が調整、②が手動になっていることを確認してください。
部分調整ツールの左横にある三角マークをクリックすると7個のアイコンが表示されますので、左から4番目のアイコンをクリックします。

調整ブラシをクリックすると、以下の項目が表示されます。
縦長なので画像は分割していますが、前段で案内した項目が表示されるはずです。
大きな項目としては4項目ですが、その中には更に複数の項目がありますので、ブラシの調整としてはさまざまなバリエーションを楽しめるはずです。




りんのすけ
画像はちょっと見にくいですね^^;
では、実際にブラシの機能に取り掛かりましょう。
ブラシを使うには、まずマスクと呼ばれるものを設定する必要があります。
画像の赤ワクで囲った部分を見ると新規となっており、ここがスタート地点です。

最初にブラシの大きさを調整します。
ブラシが選択できていることを確認し、サイズのカーソルを調整します。
これは文字通りサイズなのでブラシの大きさを調整してください。


サイズを調整したあと、カーソルを画像に移動すると丸い円が表示されるはずです。
この円の大きさを調整して、ブラシをかけていきます。

りんのすけ
消しゴムも理屈は同じです。
ここからがちょっとだけ操作性がイマイチなんですが、まずはブラシをかけたいと思う場所(起点)を決めクリックします。

画像を見ると先ほどの円に赤い点と、かすかに赤くブラッシングされているのがわかりますでしょうか。
また、先ほどは新規となっていた左上のマスクが赤に変更されています。
ここがまずは起点と考えてください。
起点を決めたらクリックしながらマウスを動かす(円を動かす)ことで、ブラッシングされるのが分かるはずです。


りんのすけ
こんな感じにできれば、まずはOKです。
ここでまた使いにくい状態になってしまうんですが、赤い点とブラッシングができただけではもちろん完成ではありません。
この赤いブラシも実際に赤く染められているわけではなく、区別するための色分けです。
操作すると分かるんですが、先ほど赤くブラッシングした箇所から左側のパネルにカーソルを移動するとブラシの痕跡が消えてしまいます。

りんのすけ
ここがわかりにくいです。

ここで実際にホワイトバランスを調整してみましょう。
どうでしょうか?
ここではホワイトバランスの色濃度を-100にしてみました。
すると先ほど赤くブラッシングされた部分が青く変化しました。
起点となる赤い点はそのままです。
画像を修正しながら記事を作っているので、実際のブラシの位置とは異なります。
この赤い点は左側のパネルにカーソルを移動すれば消えます。
このように、最初の赤い点はただの目印、下書きともいえます。
ちなみに画像の他の箇所に合わせてブラッシングすると、以下のように同じようなブラシの仕上がりになります。
このように赤い点(マスク)を起点として、お好みの箇所にブラシをかけることが可能です。


りんのすけ
背景が違うから違った色に見えるけど同じです。
このマスクは追加が可能です。
例えばですが、Aという箇所には赤いブラシ。
Bという箇所には青いブラシといった類で画像を調整することが可能になります。
では、実際にマスクを追加してみましょう。

マスクの右横にある三角マークをクリックすると、作成されているマスクが表示されます。
現状では赤いマスクひとつですが、ここで新規をクリックします。
すると画面が何もなかったかのようになりますが、カーソルをそのまま画像に持っていきクリックしてみてください。

画像の右上に青い点(新たな起点)ができたのが確認できます。
加えてパネルの部分には青いマスクが表示され、先ほど調整したホワイトバランスも調整されていない状態(新規の状態)になっています。
ここであらためてパネルを確認しましょう。
先ほど同様にマスクの右横にある三角マークをクリックします。
すると赤と青のふたつのマスクが作成されているのが確認できます。

赤のマスクではホワイトバランスを調整しましたが、青のマスクは色調の中にある露光量を調整してみましょう。

このように、複数のブラシを使い分けることで画像に効果的な演出をほどこすことが可能です。
最終的には下記画像のように、完了をクリックすれば文字通り完了です。


りんのすけ
やり直す際はリセットです。
マスクはいくつも作成できますが、同時に削除も可能です。
下記画像のように、削除したいマスクが選択されていることを確認したうえで右横にあるゴミ箱のアイコンをクリックすればOKです。
ただし、画像の例で言えば青の起点で調整したブラッシングは全て削除されるので注意してください。


りんのすけ
今回はちょっとボリュームが大きかったですね(^^;;
お疲れ様でした。
まとめ:調整ブラシをマスターして写真に命を吹き込もう!
今回は調整ブラシの基本的な使い方と、その調整項目について詳しく解説しました。
調整ブラシは、写真の中の「この部分だけ」というピンポイントなこだわりを表現できる、まさに魔法のようなツールです。
ホワイトバランス、色調、HSL/カラー、ディテールといった各項目を自在に操ることで、無限とも言えるほどの細やかな調整が可能になります。
最初は少し戸惑うかもしれませんが、PhotoDirector365の操作は直感的で、触っているうちにきっと慣れてきます。
ぜひ、この記事で学んだことを活かして、あなたのとっておきの写真で調整ブラシを試してみてください。
きっと、今まで気づかなかった写真の新たな表情を発見できるはずです。
これからもPhotoDirector 365の様々な機能を深掘りしていく予定なので、他の記事もぜひ参考にしていただき、一緒に写真編集のスキルアップを目指しましょう!

りんのすけ
最後までありがとうございました。
サイバーリンクのPhotoDirector365、気になってる?
「写真編集ソフトって高そう…」「難しそう…」
なんとなくそう思いますよね…(^^;;
でも実はサイバーリンクのPhotoDirector(フォトディレクター)365はサブスクになっており、定価でも年間6,980円。
月額換算でなんと582円ほどです。
あの高価なAdobe製品と比べても、驚くほどお手頃なんです(^^)
しかも、「電線を自動で消す」「空を青空に差し替える」「人物だけを切り抜く」など、AIによるプロ級の編集が誰でも簡単に!

りんのすけ
ぶっちゃけ半信半疑だったけどね(^^;;
でも実際に使ってみたら、数クリックで電線がスッと消える!
しかも直感的な操作で、初心者でも迷わず使えるのが嬉しいところ。
無料体験版もあるので、まずは触ってみるのがオススメです。
あなたの写真編集の世界が、きっと変わりますよ(^^)

りんのすけ
ちなみに、公式サイトでは不定期セールも開催中!
うまくタイミングが合えば、もっとおトクに手に入るかも♪