こんにちは、りんのすけです。
投資信託に興味を持ったけど、銘柄がありすぎて意味不明…..。
世間ではeMAXIS Slim 米国株式S&P500がオススメとか言ってるけど、そもそも読めねえ…..。
あなたもそんな風に感じてはいませんか?
投資信託の世界には、読みにくい・意味が分からない・謎すぎる名前がたくさん。
そこでこの記事では、ファンドの名前・背景・由来をゆる〜く深掘りしていきます。
今回紹介するのは、実際に私が積立NISAで運用しているeMAXIS Slim(イーマクシススリム) 米国株式(S&P500)です!
この読めない投資信託をちょっとだけ分解してみました(^^)

りんのすけ
この記事は、こんなあなたにオススメ!
・ 銘柄名が長い時点でパスしがち
・ 最初はエマクシス…と読んでしまった
・ 目論見書は開いた瞬間に閉じる
この記事を読めば「スリムってそういうことか!」とドヤ顔できるかもよ(笑)
それではどうぞ!
情報の一切は2025年8月11日現在のものです。
本記事の感想や評価は筆者個人の使用体験に基づいております。
投資は自己責任です。公式サイト等で最新の情報を必ずご確認ください。
本ページにはプロモーションが含まれています。
そもそも読めなくない? 「eMAXIS Slim S&P500」って何語?
投資信託の銘柄って、だいたい「ブランド+シリーズ+投資先」で構成されています。
そこで実際にeMAXIS Slim S&P500をバラすとこうなります!
部分 | 意味・役割 |
---|---|
eMAXIS | ファンドブランド名(三菱UFJアセット) |
Slim | 低コストを追求したシリーズ名 |
S&P500 | 投資先(アメリカの代表株500社) |

りんのすけ
次のパートで実際に噛み砕いていきましょう!
「eMAXIS」=運用会社のファンドブランド
まず先頭の「eMAXIS(イーマクシス)」ですが、これは三菱UFJアセットマネジメントの投資信託ブランド名です。
公式サイトによると「MAXIS」は、「最高(MAX)の品質」や「お客さまの投資の中心軸(AXIS)」をめざす。
と、あります。
頭文字の「e(イー)」については諸説あるようですが、公式サイトでは「ネット証券を中心に取り扱われており、インターネット取引に限定されています。」
とあるので、そこに何かしらの意味があるのかもしれません。

りんのすけ
何年も買っていたのに初めて知った…(^^;;
「Slim」=手数料を極限まで削ったシリーズ
次に「Slim」。
2017年2月に、「業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続ける」というコンセプトのもとに、文字通り「スリムな運用コスト」を目指し続けていることを意味します。
実は、投資信託は保有しているだけで信託報酬が差し引かれるって知っていましたか?
なので、コストは低いほど長期運用に有利です。

りんのすけ
チリも積もればなんとやらです。
「S&P500」=アメリカの代表的な株価指数
では最後に「S&P500(Standard & Poor’s 500 Stock Index)」。
そもそもS&P500とは、アメリカの代表的な500社の株価指数で、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社(S&P Dow Jones Indices LLC)が算出しています。
この500社の中には、Apple、Microsoft、Amazonなど、世界を代表する企業がゴロゴロ入っており、「アメリカに投資する=世界に投資する」と言われるのはこのため。
ちなみに実際の代表例はこちら↓


りんのすけ
ちょっと前はappleが1位だったけど、最近はNVIDIA(エヌビディア)だね!
実は“中身が変わる”S&P500の秘密
実はS&P500の「500社」はずっと固定ではなく、採用された企業は定期的に入れ替えがあります。
つまり、業績が落ちた企業は外され、伸びている企業が新たに加わる。
企業というのは時に衰退します。
しかしS&P500は、「入れ替えによって自然にリバランス」される仕組みをとっており、これが長期投資においてS&P500が支持される大きな理由にもなっています。
だからこそ、右肩上がりの成長を続けていられるんですね(^^)

eMAXIS Slim S&P500の誕生と三菱UFJアセットの立ち位置
あらためてになりますが、このファンドを運用しているのは三菱UFJアセットマネジメントです。
2017年2月にeMAXIS Slimシリーズが設定され、S&P500は2018年7月3日に登場。
当初から下記の三拍子を揃えた商品となっておりました。
- S&P500に連動
- ノーロード(購入手数料ゼロ)
- 低信託報酬
その後も、信託報酬の引き下げを複数回実施。
競合が登場するたびに、“業界最低水準”を守るために自らコストを下げるという姿勢を貫いてきました。
2025年8月現在、純資産総額は約7.9兆円で、国内公募追加型株式投信(除くETF)で最大規模に成長。
これは、単なる人気ではなく、“信頼の積み重ね”が数字に現れた結果です。りんのすけ
直近では2025年1月に信託報酬率の引き下げが実施されています。
「買ってみたけど名前しか知らない」から卒業しよう!
eMAXIS Slim S&P500は、ある意味“国民的ファンド”です。
だけど意外と名前だけで選んでる人が多い。
だからこそ
- 名前の意味を知る
- 中身がなんなのかを知る(中身の企業群を知る)
- 入れ替えの仕組みを知る
これらを理解することで持っている意味が一段深くなります。

りんのすけ
こんな気付きがあると、きっと面白くなります!
まとめ:読めないけど頼れるやつ。その名は「eMAXIS Slim 米国株式S&P500」
今回ご紹介したeMAXIS Slim 米国株式S&P500…..最初は名前が読めないかもしれない。
でも、実際に調べてみると
- しっかりした会社が運用していて
- 低コストに本気で取り組んでいて
- 投資先はアメリカの超一流企業500社
決して派手ではありませんが、地味だけどめちゃくちゃ頼れるファンドです。
わたし自身も少額ながら7年以上運用していますが、絶対的な安心感があります。
個人の性格にもよりますが、株式投資と違って一喜一憂しないというのは精神的ストレスが圧倒的に違います。
長期投資を考えるなら、まず候補に入れて損はありません。
そんな投資信託のひとつです。
わたしが使っている証券会社のリンクを用意しましたので、興味が持てたらのぞいてみてくださいね(^^)

りんのすけ
最後までありがとうございました!
『準備中』:【私が使っている証券会社】松井証券&楽天証券
ちなみに私は、松井証券と楽天証券を使っていますが、それぞれの特徴はこんな感じ。
- 投資初心者で、まずは迷わず始めたい人
- 積立NISAだけで完結したい人
- シンプルな画面設計を重視する人
- 楽天経済圏で生活している人
- 楽天カード積立でポイント還元あり
- 積立額を増やしてポイント還元を最大化したい人
私は、積立NISAは松井証券、クレカ積立でポイントを利用した投資は楽天証券で使い分けています。
松井は『迷わない設計』が魅力で、楽天は『還元率』が魅力。
ちなみに松井証券はサポートが秀逸で、フリーダイヤルが設定されております。
何度も利用しましたが、対応も良く非常に満足しています。
もし「ちょっと始めてみようかな」と思えたら、まずは口座開設ページをのぞいてみるのがおすすめです。
どちらも無料で開設できて、スマホだけでも完結しますよ(^^)

りんのすけ
興味が持てたらのぞいてみてね!
参照サイト一覧
・MAXISの特徴
・eMAXISとeMAXIS Slimの違い
・eMAXIS Slim基本理念
・eMAXIS Slim
・eMAXISシリーズとは?
・S&P500構成銘柄の見直し
・目論見書
・eMAXIS Slim 米国株式S&P500
・信託報酬率の引き下げ
・月次レポート(2025年6月30日現在)