こんにちは、りんのすけです。
突然ですが、街で外国人観光客が増えたらそれは投資チャンスです!
最近、街中で外国人観光客(インバウンド)を見かける機会が、コロナ前以上に増えた気がしませんか?
この「外国人観光客の増加」という日本経済に大きな影響を与える現象は、実は投資信託の世界でも重要なテーマです。
今回スポットを当てるのは、三井住友トラスト・アセットマネジメントの『インバウンド関連日本株ファンド』、愛称『ビジット・ジャパン』です。
この記事では、このファンドの愛称と正式名称を分解し、外国人による消費の波に、プロがどう乗ろうとしているのかを、ゆる〜く真面目に解説していきます!

りんのすけ
この記事は、こんなあなたにオススメ!
・ 実はインバウンドの意味を知らない
・ 外国人旅行客の消費には注目している
・ 目論見書は秒で閉じる
この記事を読めば、最近やたらと目にする「インバウンド」という言葉を投資の視点で語れるかもよ(^^)
それではどうぞ!
情報の一切は2025年10月2日現在のものです。
本記事の感想や評価は筆者個人の使用体験に基づいております。
投資は自己責任です。公式サイト等で最新の情報を必ずご確認ください。
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名前を知ればトレンドに乗れる! 銘柄名の意味を分解
『インバウンド関連日本株ファンド(愛称:ビジット・ジャパン)』は、その愛称と正式名称から、ファンドの投資戦略が明確に読み取れます。
ここでは以下のキーワードに分解して各々をみていきましょう。
- ビジット・ジャパン
- インバウンド関連
- 日本株ファンド

りんのすけ
難しい名前もバラせば意外とそうでもなかったりする。
愛称【ビジット・ジャパン(Visit Japan)】
ファンドの愛称は、そのコンセプトを最も分かりやすく伝えるメッセージです。
「Visit Japan」は、そのまま「日本を訪問して!」という意味。
これは、観光庁の推進する訪日外国人旅行者誘致キャンペーンと同じ名前です。
- 意味
👉このファンドが、訪日外国人観光客による需要の増加という国策レベルの大きな流れに乗って、資産を増やそうとしていることを示しています。 - 狙い
👉日本の観光産業の成長そのものに投資することで、国全体の経済活性化の恩恵をリターンとして得ようとしています。
インバウンド関連【単なる消費だけじゃない波及効果】
「インバウンド」という言葉は、ビジネス用語で「外から中へ」という意味で、ここでは訪日外国人観光客を指します。
このファンドが狙っているのは、単に旅行者がお店で買い物をする「直接的な消費」だけではありません。
運用のプロは、その消費によって派生的に生じる幅広い需要まで見据えています。
ちなみにインバウンド関連が含む需要の例として
- サービス
👉宿泊、飲食、交通、旅行代理店など。 - モノ(消費財)
👉免税品、化粧品、日用品、お土産など。 - インフラ
👉空港や港湾の整備、通信環境、キャッシュレス決済システムなど。
つまり、インバウンドという巨大な需要を旅行の最初から最後まで、さらにはその先のインフラまで含めて広く取り込もうとしているのが、このファンドの狙いです。
日本株ファンド【投資先は日本の企業だけ】
最後の「日本株ファンド」は、このファンドが投資する資産の種類と地域を示しています。
- 資産の種類
👉株式に投資することで、その企業の成長をリターンとして受け取ることを目指します。 - 投資地域
👉投資対象は、原則として国内に上場している日本企業です。
「インバウンド」という海外からの需要をターゲットにしながらも、投資対象は日本の企業に集中しています。

りんのすけ
外から中への「中」をきちんと整えるんだね。
「ビジット・ジャパン」でどう儲ける? ファンドの目的と特色
名前から投資戦略が見えてきました。
では、具体的な運用方針と特色を見ていきましょう。
目的【インバウンド需要の増加と波及効果をリターンに】
このファンドの目的は、「外国人により生み出される需要、および派生的に生じる需要により収益の増加が期待される企業(インバウンド関連企業)に幅広く投資すること」です。
たとえば、外国人観光客が増えると
- 地方へのアクセス向上のため交通インフラの整備が進む企業が儲かる。
- 日本製品の質の高さが海外で評価され、帰国後の海外での売上(アウトバウンド)も伸びる企業が儲かる。
このように、短期的な観光需要だけでなく、日本経済の構造改革につながるような中長期的な波及効果まで視野に入れた運用を目指しています。
特色【具体的な投資戦略】プロが選ぶ3つのテーマ
このファンドは、インバウンド需要からの成長を捉えるために、特に以下の3つのテーマに着目して銘柄選定を行っています。
- インバウンド消費
👉訪日外国人の購買力拡大により直接的に恩恵を受ける企業(ドラッグストアや百貨店など)。 - インフラ整備
👉訪日外国人の増加を促すために必要な、空港・港湾の整備、都市機能の充実などに関連した企業(建設、交通、通信インフラ、ホテル開発など)。 - アウトバウンド需要
👉訪日中に日本製品やサービスの品質を知った外国人が、帰国後も継続的に購入するなど、海外での売上増加が期待できる企業(ゲーム、アニメ、精密機器、食品など)。
このように、ただ流行に乗るだけでなく、「インバウンド」を入口として「世界に評価される日本企業」の成長までを捉えようというのが、このファンドの戦略です。
『ビジット・ジャパン』の投資先を公開
名前と戦略がわかったところで、具体的にどんな企業に投資しているのかを見てみましょう。


りんのすけ
誰もが知る企業がズラリ!
投資のリスク【知っておくべき3つのポイント】
インバウンドは魅力的なテーマですが、集中投資ならではのリスクもあります。
- テーマ集中投資リスク
👉国際情勢の悪化、大規模な感染症の発生、他国での旅行規制など、外部環境の変化により訪日客が激減した場合、損失を被る可能性がある。 - 国内株式の価格変動リスク
👉日本全体の景気動向や、為替の変動、個別企業の不祥事などの影響を受ける。 - コスト(信託報酬)
👉インデックスファンドと比べて、詳細なリサーチや機動的な売買にコストがかかるため、信託報酬(運用管理費用)が比較的高めに設定されている。

りんのすけ
1円も損したくない!
こんな方に投資は不向きです。
まとめ:名前の意味を知れば「日本の魅力」に投資できる
『インバウンド関連日本株ファンド(ビジット・ジャパン)』の解説はいかがでしたでしょうか。
このファンドは、単なる「観光」だけでなく、「日本の高付加価値な商品・サービス」という国が持つ根本的な魅力の成長に投資しています。
名前の意味を理解し、自信を持って日本の未来に投資を検討してみてはいかがでしょう!
最後に、わたしが使っている証券会社のリンクを用意しましたので、興味が持てたらのぞいてみてくださいね(^^)

りんのすけ
最後までありがとうございました。
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りんのすけ
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参照サイト一覧
三井住友トラスト・アセットマネジメント
インバウンド関連日本株ファンド(特集記事)
インバウンド関連日本株ファンド
目論見書
月次レポート