こんにちは、りんのすけです。
投資信託の銘柄名って、やたら長くてカタカナが多くて、頭がクラクラしませんか？
今回ご紹介する「明治安田欧州株式ファンド」も、そのひとつ。
「明治安田…？ 欧州…？ 難しそう！」と、ついつい敬遠しがちですよね。
でも、ちょっと待ってください！
実はこのファンド、私たちが普段の生活で楽しんでいる超有名企業に、あなたの代わりにしっかりと投資してくれているんです。
ちなみに一例を挙げると
- ネスレ
👉受験のお守りにもなるあのチョコレート、キットカットの親会社 - シェル
👉ガソリンスタンドでおなじみのエネルギー大手 - アストラゼネカ
👉世界的な治療薬開発で有名な製薬会社
どうでしょうか？
急に身近に感じられませんか？
それに、「キットカットって日本の会社じゃないの？」と思った方もいるかもしれません。
実は、ネスレはスイスに本社を置く欧州を代表する巨大企業なのです！
この記事では、この「明治安田欧州株式ファンド」の名前の裏に隠された意味をゆる〜く解説しながら、なぜ今、欧州株が世界の投資家から注目されているのかを、真面目に紐解いていきます。
りんのすけ
この記事は、こんなあなたにオススメ！
・ つみたてNISAはノリで始めた
・ キットカットは日本企業だと思っていた
・ 目論見書は秒で閉じる
この記事を読めば、アメリカと日本だけではない、目から鱗の新たな発見に出会えるかもよ(^^)
それではどうぞ！
情報の一切は2025年11月18日現在のものです。
本記事の感想や評価は筆者個人の使用体験に基づいております。
投資は自己責任です。公式サイト等で最新の情報を必ずご確認ください。
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『明治安田欧州株式ファンド』｜名前のゆる〜い意味と中身
まずは、長い名前を分解して、このファンドの「正体」を明らかにしていきましょう。
- 明治安田（運用会社の名前）
👉ファンドを設計・運用しているの「明治安田アセットマネジメント」という会社。- 欧州株式（投資対象の地域と資産）
👉欧州の企業が発行する株式を主な投資対象としています。投資先がアメリカや日本ではなく、ヨーロッパであるのが特徴。- ファンド（お金の財布）
👉私たちのような、個人投資家を含むたくさんのお金（投資資金）を一つにまとめて、プロが運用する仕組みです。- 愛称：ファザーン
👉スイスの山岳地帯にある村の名前が由来とされています。雄大な自然のように、長期的な成長への願いが込められています。
つまり、このファンドは「明治安田のプロが、あなたの代わりに欧州の会社の株を運用する財布」というわけです。
りんのすけ
難しい名前もバラせば意外とそうでもなかったりする。
欧州株式とは？【知られざる「割安」の魅力】
欧州株式と聞くと、「成長が遅いのでは？」「ちょっと地味？」というイメージを持つ人もいるかもしれません。
しかし、現在の欧州市場には、アメリカ株に比べて割安（バリュエーションが低い）な銘柄が多いという大きな魅力があります。
世界の投資家は、欧州企業が持つ「高品質なブランド力」や「独自の技術力」に対し、現在の株価は安すぎると判断し、今、熱い視線を送っているのです。
りんのすけ
ちなみに、ルイ・ヴィトンやディオールはフランス。
ベンツはドイツです。
投資先を公開！【ASML、ネスレ、アストラゼネカ…】実はあなたも知っている欧州の優良企業
このファンドの中身は、私たちがイメージするよりもずっと華やかで、最先端の技術を持った企業ばかりです。
最新の組入上位銘柄を見てみましょう。あなたの知っている会社はありますか？
私たちにとって一番身近に感じるのは、やはりキットカットのネスレ（7位）でしょうか(^^)
コーヒーのネスカフェでもお馴染みですね。
このラインナップからもわかるように、このファンドはただの「欧州株」ではなく、「世界的な競争力とブランド力を持つ、欧州のトップ企業」を選んで投資していることがわかります。
これらの企業は、自国だけでなく、アジアやアメリカを含む全世界を市場として活躍しているため、欧州経済が多少低迷しても、その影響を受けにくいという強みがあるのです。
りんのすけ
キットカット大好きです！
目的と特色：プロが狙う「成長性」の正体【長期的なリターン獲得】
このファンドの運用が目指すのは、「長期的に、欧州株式市場を上回るリターン」を獲得することです。
もう少しだけ深掘りしてみましょう。
目的【市場平均超えを狙うアクティブ運用】
このファンドは、市場の平均的な動きを目指す「インデックスファンド」ではありません。
プロの目で企業の調査・分析を行い、「割安だけど将来大きく成長しそうな企業」を選び抜く「アクティブ運用」を採用しています。
つまり、「欧州の有名企業に広く投資しつつ、特に伸びそうな銘柄に絞って利益を最大化する」ことを目標にしています。
特色【厳選された「優良な欧州企業」に集中】
プロの選別基準は非常に厳しく、以下の点を重視しています。
- 安定した利益成長性
👉景気の波に左右されず、しっかりと稼ぎ続けられるか。 - 優れた競争優位性
👉真似できない技術、強力なブランド、特許などを持っているか。 - 魅力的なバリュエーション
👉企業の価値に対して、株価が割安であるか。
このように、「安定した稼ぐ力」と「高い成長性」を兼ね備えた、選び抜かれた優良銘柄に集中投資することで、市場平均以上のリターンを目指しているのです。
りんのすけ
個人では難しいです。
どんな人に向いている？【ポートフォリオの「スパイス」に】
ここでいったん、このファンドが向いている人と、ちょっと慎重になったほうが良い人を整理します。
- アメリカ一極集中から分散したい人
👉すでにS&P500やNASDAQ100などに投資している人が、次の投資先として欧州の優良株を加えたい場合に最適です。 - 世界的な優良ブランドに間接的に投資したい人
👉キットカットやルイ・ヴィトンといった世界的な企業に、少額から幅広く投資したい人。 - 為替リスクを取っても高いリターンを狙いたい人
👉海外資産への投資となるため、為替変動のリスクはありますが、その分、成長の果実を狙えます。
- 為替リスクを一切取りたくない人
👉このファンドは海外資産に投資するため、円高・円安の影響を受けます。為替変動による損失の可能性を避けたい人には不向きです。 - 元本割れを絶対に避けたい人
👉株式を対象とする投資信託なので、元本（投資した金額）が保証されているわけではありません。 - 市場平均の動きだけで満足な人
👉アクティブ運用のため、インデックスファンドよりも高い手数料（信託報酬）がかかります。市場平均で十分、手数料はとにかく安く抑えたい、という人には「eMAXIS Slim 全世界株式」などのインデックスファンドの方が向いています。
【投資のリスク】知っておくべき３つのポイント
投資はリターンだけでなく、リスクを理解することが何よりも大切です。
以下の３つのポイントは最低限おさえておきましょう。
- 価格変動リスク（株価が下がる可能性）
👉投資先の企業の業績悪化や、欧州全体の経済情勢、地政学的なリスク（戦争、政治不安など）によって、ファンドの価格（基準価額）が下がる可能性があります。 - 為替変動リスク（円高・円安の影響）
👉円高（円安）が進むと、外貨建ての資産価値が円換算で目減り（増え）し、基準価額は下がる（上がる）要因になります。 - カントリーリスク（国特有のリスク）
👉欧州各国の政治や経済、法制度などの変化が、投資先の企業活動に予期せぬ影響を与える可能性があります。特に欧州は歴史的な地域紛争やEU離脱問題など、国境を越えたリスクが顕在化することがあります。
りんのすけ
1円も損したくない！
こんな方に投資は不向きです。
まとめ：【グローバル投資の新しい一手】
「明治安田欧州株式ファンド」は、プロの厳しい目による銘柄選定で、欧州の優良企業にまとめて投資できるファンドです。
銘柄名の意味を知ることで、このファンドが単に欧州全体に丸投げしているのではなく、「キットカットの親会社のような、世界に誇るブランド力と技術力を持つ企業」を厳選して投資していることが理解できたのではないでしょうか。
グローバル分散投資において、アメリカ株や日本株に次ぐ、「ポートフォリオの新しい一手」として、欧州株への投資を検討してみる価値は十分にあるでしょう。
最後に、わたしが使っている証券会社のリンクを用意しましたので、興味が持てたらのぞいてみてくださいね(^^)
りんのすけ
最後までありがとうございました。
【あなたはどのタイプ？】失敗しない証券会社選び
私は、実際に松井証券と楽天証券を使い分けていますが、それぞれの特徴はこんな感じ。
- 投資初心者で、まずは迷わず始めたい人
- 積立NISAだけで完結したい人
- シンプルな画面設計を重視する人
- 楽天経済圏で生活している人
- 楽天カード積立でポイント還元あり
- 積立額を増やしてポイント還元を最大化したい人
私の場合、積立NISAは松井証券、クレカ積立でポイントを利用した投資は楽天証券と使い分けています。
松井は『迷わない設計』が魅力で、楽天は『還元率』が魅力。
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何度も利用しましたが、対応も良く非常に満足しています。
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りんのすけ
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