こんにちは、りんのすけです。
「テクノロジー」と聞くと、AIや半導体、スマホといったデジタルな分野を想像しがちですよね。
しかし、私たちの健康や寿命といった未来を最も大きく変えるのは、実は医療分野の進化かもしれません。
今回スポットを当てるのは、難病を克服し、人生を変えるかもしれない「バイオ医薬品」の最先端に投資する投資信託です。
ピクテ・ジャパンという運用会社の、その名も、『ピクテ・バイオ医薬品ファンド(1年決算型)円コース』。
「なんだか難しそうな名前…」と思ったあなたでも大丈夫!
銘柄名に隠された意味をゆる〜く分解し、ファンドが目指す「未来の医療」という熱いテーマを分かりやすく解説します。
この記事を読めば、あなたの投資信託を見る目がきっと変わりますよ。

りんのすけ
この記事は、こんなあなたにオススメ!
・ つみたてNISAはノリで始めた
・ AIより医療、未来の成長分野にワクワクしたい
・ 目論見書は秒で閉じる
この記事を読めば、「バイオ」と聞くだけで難しそうと感じてしまう自分から卒業できるかもよ(^^)
それではどうぞ!
情報の一切は2025年12月8日現在のものです。
本記事の感想や評価は筆者個人の使用体験に基づいております。
投資は自己責任です。公式サイト等で最新の情報を必ずご確認ください。
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銘柄名を分解!「ピクテ」と「バイオ医薬品」が意味するもの
まずは、この長い銘柄名を分解し、それぞれのパーツに込められた意味を紐解いていきましょう。

りんのすけ
難しい名前もバラせば意外とそうでもなかったりする。
「ピクテ」ってなに? 200年の歴史を持つ謎めいた金融グループ
ピクテ(Pictet)とは、スイスのジュネーブに本拠を置く、約200年の歴史を持つ金融グループです。
もともとは富裕層や機関投資家向けのプライベート・バンキングを中心に事業を展開してきました。
投資信託の分野においては、特にテーマ型ファンドの運用に強みを持っており、一歩先の未来を見据えた投資戦略で知られています。

りんのすけ
ピクテとは人の名前で、創業当初からではなく途中から付いた名前です。
「バイオ医薬品ファンド」って結局何?名前の示す役割を解説
ファンド名の中核である「バイオ医薬品ファンド」は、この投資信託がどこに投資をするのかを示しています。
ちょっとだけ、従来の薬とバイオ医薬品の違いを見てみましょう
- 従来の医薬品
👉化学的に合成して作られ、比較的安価で大量生産が可能。 - バイオ医薬品
👉遺伝子組み換えや細胞培養などの最先端テクノロジーを駆使し、生物の細胞が作り出すタンパク質などを利用して作られる。特定の病巣にピンポイントで作用するため、副作用が少なく、難病治療にも使われる。
【目的と特色】なぜ「バイオ」に投資するのか?ファンドが目指すゴール
このファンドが、特定の分野であるバイオテクノロジーに絞って投資するのには、明確な目的と特色があります。
目的:「ヘルスケア革命」への期待!
『ピクテ・バイオ医薬品ファンド』の根底にあるのは、ヘルスケアセクターが抱える大きな課題と、それを解決するテクノロジーの力への期待です。
- 世界的な高齢化の進展
👉先進国を中心に高齢化が進み、医療へのニーズは高まる一方です。 - 新興国の発展
👉経済成長に伴い、新興国でも高度な医療への需要が増加しています。 - 難病治療の進化
👉従来の薬では治療が難しかった病気に対し、遺伝子治療や再生医療といったバイオテクノロジーによる革新的なアプローチが次々と生まれています。
この投資信託は、これらの社会的背景を追い風に、高い成長が見込まれるバイオ医薬品関連企業の株式に投資することで、中長期的な信託財産の成長を目指しています。
「厳選銘柄」と「円コース」がもたらすメリット
- 専門家による徹底した銘柄選定
👉バイオテクノロジーは専門性が非常に高い分野です。新薬開発の成功は「一か八か」に見えるかもしれませんが、このファンドは、ピクテの専門チームが企業の技術力、開発パイプライン(新薬候補)、財務状況などを徹底的に分析し、有望な銘柄を厳選して投資します。 - 為替ヘッジ(円コース)によるリスク低減
👉投資先はアメリカなどの外国企業が中心です。通常、海外資産に投資する場合、円安になれば資産が増え、円高になれば資産が減るという為替変動リスクを負います。 「円コース」では、原則として為替ヘッジを行うことで、この変動リスクを一定程度抑えることができます。
【投資先公開】夢の新薬を研究!あなたが投資する「最先端企業」とは?
このファンドの投資先は、人類の未来を支える可能性を秘めた最先端企業です。
具体的には、アメリカを中心とした先進国のバイオテクノロジー、製薬、医療技術サービスといったヘルスケア関連企業に投資されます。
あなたの投資が、難病に苦しむ人々を救うかもしれない新薬開発の「資金」として活用されている、と考えるとワクワクしませんか?

これらの企業は、たった一つの新薬開発の成功で株価が大きく跳ね上がる可能性を秘めていますが、同時に、臨床試験の失敗で株価が急落するリスクも抱えています。
そのため、このファンドでは複数の有望な銘柄に分散投資することで、個別企業のリスクを軽減しています。

りんのすけ
あなたが知っている企業はありますか?
あなたは当てはまる?「バイオ医薬品ファンド」が向いている人・慎重になった方が良い人
最先端テクノロジーに投資できる魅力的な投資信託ですが、誰にでも向いているわけではありません。
ファンドの特性を踏まえ、どんな人に適しているか、また慎重になった方が良い人はどんな人かを見てみましょう。
- 長期的な視点で資産を育てたい人
👉医薬品開発は時間がかかるため、最低でも5年〜10年以上の長期保有を前提にできる人。 - 最先端技術の成長にワクワクする人
👉ヘルスケア分野の技術革新という夢のあるテーマに、資産の一部を投じて応援したいという意欲がある人。 - 分散投資の一つとして取り入れたい人
👉すでにインデックスファンドなどで広く分散投資をしており、サテライト(補完)としてテーマ型投資を加えたい人。
- 短期で結果を出したい人
👉新薬開発は成功・失敗が極端で、株価も大きく上下します。短期的な値動きに一喜一憂してしまう人には向きません。 - 値動きの大きさに耐えられない人
👉技術開発の進捗や法規制の変化などにより、株価のボラティリティ(変動幅)が大きくなる傾向があります。 - 集中投資を考えている人
👉テーマ型は一般的なインデックスファンドに比べリスクが高くなるため、資産のすべてを投じるのは避けるべきです。
【投資のリスク】知っておくべき3つのポイント
バイオ医薬品という成長テーマに投資することは、大きなリターンを期待できる半面、それに見合ったリスクが存在します。
- 新薬開発にまつわる特殊なリスク
👉薬の有効性や安全性を確認する臨床試験(治験)が失敗に終わると、その企業の株価は大きく下落する可能性がある。 - 為替変動リスク
👉円コースでも為替ヘッジを行いますが、これは完全ではありません。為替レートが急激に変動した場合、ファンドの基準価額に影響を与える可能性がある。 - テーマ型リスク
👉特定の業種・テーマに絞った銘柄選定を行いますので、平均的な株式市場の動きと比べて異なる動きをする場合やその価格変動が大きい場合がある。

りんのすけ
1円も損したくない!
こんな方に投資は不向きです。
まとめ:未来の医療に投資する、あなたにできること
投資信託の銘柄名というと、どうしても堅苦しく中身が分かりにくいイメージがあります。
しかし、『ピクテ・バイオ医薬品ファンド(1年決算型)円コース』を分解したように、名前のパーツ一つひとつには、「誰が」「何を目的として」「どんな特徴で」運用しているかという重要なヒントが詰まっています。
- ピクテ➡︎信頼と歴史あるプロの運用
- バイオ医薬品➡︎未来のヘルスケア革命に焦点を当てた最先端テーマ
- 円コース➡︎為替変動を抑えたい人向け
このファンドは、「将来、必ず必要になる医療技術の進化」という大きなトレンドに乗るための、ひとつの手段です。
高いリターンを期待できる分、リスクも大きいため、自身の資産状況と投資経験を踏まえて、無理のない範囲で長期・分散投資の核として活用を検討してみましょう。
「推し」の技術革新を応援するような気持ちで、楽しみながら投資信託を選んでみてください!
最後に、わたしが使っている証券会社のリンクを用意しましたので、興味が持てたらのぞいてみてくださいね(^^)

りんのすけ
最後までありがとうございました。
【あなたはどのタイプ?】失敗しない証券会社選び
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りんのすけ
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