こんにちは、りんのすけです。

投資信託に興味を持ったけど、銘柄がありすぎて意味不明…..。

そんな中、楽天全世界株式インデックスファンドという銘柄が目にとまったけど、このネーミングなに?

名前からして壮大すぎてちょっと身構えちゃいませんか?

しかも愛称は「楽天VT!」

パッと見なんかの必殺技かよ?って思いました(笑)

ですがこの楽天VT、投資初心者でも安心して選べる、とても便利な投資信託なんです。

今回は名前の意味をきっかけに、この投資信託がどんな商品なのか、ゆる〜く解説していきます(^^)

りんのすけ

この記事は、こんなあなたにオススメ!

・ 楽天VTって必殺技っぽいと思った

・ NISAやりたいけど迷子

・ 目論見書は秒で閉じる

この記事を読めば、全世界に食らわす必殺技ではなく、全世界を手中に収めるということが分かるかもよ(笑)

それではどうぞ!

商品価格等について

情報の一切は2025年8月22日現在のものです。
本記事の感想や評価は筆者個人の使用体験に基づいております。
投資は自己責任です。公式サイト等で最新の情報を必ずご確認ください。
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楽天全世界インデックスファンドの意味と由来。VTの意味も解説

名前が長いので、まずは分解して各々を紐解いていきましょう!

  • 楽天
  • 全世界
  • インデックス
  • ファンド

りんのすけ

難しい名前もバラせば意外とそうでもなかったりする。

楽天とは?

楽天グループは日本でもトップクラスのネット企業。

楽天市場、楽天カード、楽天ポイント…日常生活のあちこちで「楽天」を目にしますよね。

投資信託の世界では「楽天投信投資顧問」が運用を担っています。

「名前を知っている=安心できる」ことは、投資初心者にとって大きな意味があります。

怪しげな海外の会社よりも、普段から使っている「楽天ブランド」が前に出ているだけで心理的ハードルはぐっと下がります。

りんのすけ

楽天ポイントを貯めてる人も多いよね。

全世界ってどこまでですか?

「全世界」とは、米国や日本といった先進国だけでなく、新興国も含めた株式市場のこと。

楽天VTの中身である「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」は、先進国と新興国を対象に、ほぼ地球規模で分散しています。

世界全体に投資するメリットは「どこかの国が不調でも、他の地域でカバーできる」こと。

例えば日本の景気が停滞していても、米国やインドが伸びていれば全体として安定する可能性が高いんです。

りんのすけ

S&P500も有名ですが、あれはアメリカ一択です。

インデックスってよく聞くけど結局なに?

インデックスは「市場平均」のこと。

個別株のように「当たれば大きいけど外れれば損」ではなく、市場全体の成長に乗るスタイルです。

楽天VTの場合は「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」に連動しています。

この指数は大企業だけでなく中小型株も含み、世界の株式市場をほぼ丸ごとカバーしているのが特徴です。

りんのすけ

日本で言えば日経平均株価かな。

ファンドの意味って説明できますか?

ファンド=投資信託の器で、投資家からお金を集めて運用する仕組みです。

楽天VTの場合、そのお金は海外ETF(VT)に投資されます。

一人で9,000銘柄以上に投資するなんて不可能ですが、ファンドを通せば「みんなでお金を出し合って、世界中に少しずつ投資」できる。

これがファンドの最大の便利さです。

りんのすけ

ひとり1,000円でも、100万人なら10億です!

VTは必殺技じゃありません(笑)

「VT」は米国ETFのティッカーコードで、「Vanguard Total World Stock ETF」の頭文字です。

楽天VTはこれに投資する仕組みなので「楽天VT」と呼ばれています。

つまり「楽天=日本の販売会社ブランド」「VT=中身の米国ETF」というセット。

名前の意味を知ると「意外とシンプル」だと感じられるはずです。

りんのすけ

ETFについてはまた別の機会に。

全世界株式インデックスファンドの中身は?具体的にどこに投資するんですか?

なんとなくでも名前の意味はわかった。

じゃあ実際の中身はどうなの? という疑問に答えます。

まず結論から言うと

  • バンガード・トータル・ワールド・ストックETF
  • バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
  • バンガード・トータル・インターナショナル・ストックETF
  • 短期金融資産、その他

なんだか間違い探しでもできそうなネーミングですが、大きく分けてこれらの4つに投資することになり、具体的な比率と対象地域はこんな感じ。

りんのすけ

では、それぞれを紐解いていきましょう!

バンガード・トータル・ワールド・ストックETFとは?

これは楽天VTの心臓部。

世界中の株式約9,000銘柄をカバーし、運用資産残高は数十兆円規模というモンスターETFです。

比率で見ると米国株が5割以上を占めますが、それは「米国市場の時価総額が圧倒的に大きいから」。

欧州・日本・新興国もバランスよく含まれていて、世界経済をまるごと反映します。

具体的な中身はこれ

りんのすけ

全世界とは言え、上位はほぼアメリカ(笑)

バンガード・トータル・ストック・マーケットETFとは?

VTIと呼ばれるETFで、米国株式市場のほぼ全てをカバーします。

アップルやマイクロソフトといった大型株から、普段聞かないような小型株まで対象。

楽天VTにとって米国部分の大黒柱であり、米国経済の成長をしっかり享受できる仕組みになっています。

具体的な中身はこれ

りんのすけ

テクノロジーが強いですね。

バンガード・トータル・インターナショナル・ストックETFとは?

VXUSと呼ばれるETFで、米国を除いた世界の株式に投資します。

日本や欧州先進国はもちろん、インドやブラジルなど新興国も含まれます。

VTI(米国)+VXUS(米国外)=世界の株式全体。

これをまとめたのがVTであり、そのまま楽天VTの中身になっているわけです。

具体的な中身はこれ

楽天全世界株式インデックスファンドの目論見書より引用した商品説明画像。
出典:楽天全世界株式インデックスファンド月次レポート

りんのすけ

アメリカを除くってとこがポイントだね。

短期金融資産、その他って具体的に何?

ファンドの中には、ごくわずかですが「現金や短期金融資産」が含まれています。

これは「株を売って次の株を買うまでのつなぎ」や「分配金の受け渡し準備」に必要な流動性資産です。

「株式じゃないものが入ってるの?」

と不安に思うかもしれませんが、全体の数%以下で、ほとんどは株式に投資されています。

りんのすけ

投資というより調整かな。

楽天全世界株式インデックスファンドの目的と特色

目的

楽天VTの目的は「世界中の株式に広く長期的に投資し、資産形成をサポートする」こと。

初心者がつまずきがちな「どこの国の株を選べばいいの?」

「分散ってどうやればいいの?」

といった悩みを、1本で解決してくれるシンプルさが最大の魅力です。

特色

主な特色としては以下のような項目が挙げられますが、初心者から経験者まで「とりあえずこれ持っておけば安心感あるよね」と言われる理由はここにあります。

  • 1本で世界分散
    👉約9,000銘柄に自動的に投資
  • 米国中心だけど偏りすぎない
    👉米国株が主役だが、欧州・日本・新興国も含むバランス設計
  • つみたてNISA対象
    👉国の制度を利用して非課税投資できるのも強み

投資のリスク

基本的には投資なので、「分散しているから安心」というわけではありません。

以下のような注意点は必ず押さえてください。

  • 株式市場の変動リスク
    👉世界全体に分散しても株価が下がると基準価額も下がります。
  • 為替リスク
    👉米ドル建て資産が多いため、為替変動の影響を受けます。
  • リターンの平均化
    👉米国株だけのファンドに比べると、リターンはやや控えめになる傾向があります。

「世界に分散=リスクゼロ」ではないことを頭に入れておきましょう。

ただ、文字通り全世界への分散投資なので「全部一緒に大暴落!」という事態は起こりにくくはなります。

りんのすけ

1円も損したくない!
こんな方に投資は不向きです。

まとめ:全世界をこの手の中に!

楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)は、名前だけ見ると難しそうですが、分解すれば「楽天が提供する、全世界に分散投資するインデックスファンド」、それだけのこと。

そして中身は世界中の株式を丸ごと買える米国ETF「VT」。

まさに全世界をカゴに詰め込んだファンドなんです。

投資初心者でも「これ一本で世界中に投資できる」という安心感は大きな魅力。

名前の意味を知ると、ちょっと親しみやすく感じられますよね。

さあ、あなたも「楽天VT」という必殺技(?)で、世界投資デビューしてみませんか。

最後に、わたしが使っている証券会社のリンクを用意しましたので、興味が持てたらのぞいてみてくださいね(^^)

りんのすけ

最後までありがとうございました。

『準備中』:【私が使っている証券会社】松井証券&楽天証券

ちなみに私は、松井証券楽天証券を使っていますが、それぞれの特徴はこんな感じ。

松井証券はこんな人におすすめ!
  • 投資初心者で、まずは迷わず始めたい人
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楽天証券はこんな人におすすめ!
  • 楽天経済圏で生活している人
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私は、積立NISAは松井証券、クレカ積立でポイントを利用した投資は楽天証券で使い分けています。

松井は『迷わない設計』が魅力で、楽天は『還元率』が魅力。

ちなみに松井証券はサポートが秀逸で、フリーダイヤルが設定されております。

何度も利用しましたが、対応も良く非常に満足しています。

もし「ちょっと始めてみようかな」と思えたら、まずは口座開設ページをのぞいてみるのがおすすめです。

どちらも無料で開設できて、スマホだけでも完結しますよ(^^)

りんのすけ

興味が持てたらのぞいてみてね!

参照サイト一覧

楽天証券
楽天全世界株式インデックスファンド

目論見書・運用報告書・月次レポートについては、こちらからご確認ください。

りんのすけ

目論見書等は直接リンクを貼っても飛ばなかったんです。
ごめんなさい。