こんにちは、りんのすけです。
「投資を始めたいけど、ただお金を増やすだけじゃなくて、社会や環境にも貢献したい」
そう考えるのは、今や当たり前になっています。
でも、「社会貢献」と「お金を増やすこと」って、両立できるのでしょうか?
今回取り上げるのは、スイスに本社を置く世界的な金融機関UBSアセット・マネジメントが運用するファンド。
その名も、『UBSサステナブル向上・コアバリュー株式ファンド』
このファンドの銘柄名に隠されたヒントや、その中身をゆる〜く解説します。

りんのすけ
この記事は、こんなあなたにオススメ!
・ つみたてNISAはノリで始めた
・ 実はサステナブルの意味を知らない
・ 目論見書は秒で閉じる
この記事を読めば、聞くだけだった「サステナブル」の意味も分かるかもよ(^^)
それではどうぞ!
情報の一切は2025年12月13日現在のものです。
本記事の感想や評価は筆者個人の使用体験に基づいております。
投資は自己責任です。公式サイト等で最新の情報を必ずご確認ください。
本ページにはプロモーションが含まれています。
あなたのワガママな投資を叶える!? 銘柄名に隠された「賢い選び方」のヒント
投資信託の銘柄名は、なぜこんなに長いのでしょうか?
それは、ファンドが「何を」「どうやって」「目指しているか」という重要な情報が、全て詰め込まれているからです。
この長い名前を分解すると、ファンドの賢い選び方が見えてきます。

りんのすけ
難しい名前もバラせば意外とそうでもなかったりする。
【環境だけじゃない】サステナブル向上って何を基準に選ぶの?
このファンド名の核となるのが、「サステナブル向上」です。
これは、SDGs(持続可能な開発目標)が注目される現代において、企業が地球環境や社会に与える影響を考慮して投資先を選ぶ、ESG投資(イーエスジー投資)に基づいています。
- Environment=環境
👉地球温暖化対策、再生可能エネルギーへの取り組み、水質・大気汚染防止など - Social=社会
👉働きがいのある職場環境、ダイバーシティ(多様性)、地域社会への貢献など - Governance=企業統治
👉透明性の高い経営体制、法令遵守、不正を防ぐ仕組みなど
『UBSサステナブル向上・コアバリュー株式ファンド』では、単にESG評価の高い企業を選ぶだけでなく、「サステナブル(持続可能性)を向上させている企業」を選びます。
つまり、いま現在完璧でなくても、「これからもっと良くなろう!」と努力している企業を応援する、という哲学が込められています。

りんのすけ
正直カタカナだらけでめまいがする^^;
「コアバリュー」って何?割安だけど優良な「お宝企業」を見つける投資法
サステナブルと並ぶもう一つの重要な要素が、「コアバリュー株式ファンド」という部分です。
- バリュー(Value)=価値
👉ここでは「割安さ」を意味します。 - コア(Core)=中核、中心的
👉これは、そのまんま中核。
「バリュー株式」とは、企業の本来的な価値に対して、株価が割安な状態にあると判断される株式のことです。
例えば、「本当はすごく良い商品を作っていて利益も安定しているのに、一時的な理由で株価が下がっている会社」などが該当します。
このファンドは、ただ割安な会社を選ぶだけでなく、「サステナブル向上の取り組み」という将来的な優位性も加味することで、「長期的に見て価値が上がる可能性の高い、優良なコアな企業」を発掘することを目指しています。
「サステナブル×優良株」でリターンを目指す理由
では、具体的にこのファンドはどのような運用を目指し、どのような特色を持っているのでしょうか?
このファンドは何を目指している?投資の「ゴール」を確認しよう
このファンドの基本的な目的は以下の2つです。
- 長期的な信託財産の成長
👉世界の株式市場に投資することで、中長期的な視点で資産を増やすこと(リターンの追求)を目指します。 - サステナブルな投資の実現
👉持続可能な社会の実現に貢献する企業を選ぶことで、投資を通じて社会的なインパクトも生み出すことを目指します。
「環境を良くする活動」や「社会的な責任」を果たしている企業は、持続的に成長しやすく、結果的に高いリターンをもたらすという考え方が根底にあります。
最大の特徴は?「サステナブルな優良企業」を見つける秘訣
このファンドの最大の特徴は、運用会社のUBSアセット・マネジメントの専門家たちが、「社会への貢献度」と「企業の割安度」という、まったく異なる2つの視点から投資先を選び抜く点にあります。
これは、あなたが友達を選ぶときに、「性格の良さ」だけでなく「将来性」も見て選ぶようなものです。
UBSのプロたちは、この2つのメガネを使って、投資に値する「良い会社」を選び出します。
【具体的に見てみよう】このファンドはどんな会社に投資しているの?
投資先は、私たちが普段利用している身近なサービスを提供している企業や、社会の基盤を支えている世界的な大企業が多い傾向にあります。
このファンドに投資することは、つまり、「社会を良くしようと努力していて、かつ割安な、世界中の優良企業たち」をまとめて応援することになるのです。


りんのすけ
Amazonやメタ、アメリカは強いですね!
【あなたは当てはまる?】向いている人・慎重になった方が良い人
このファンドの目的と特色が分かったところで、一体どんな人がこの投資信託に向いているのでしょうか?
- ESG投資に興味がある人
👉「ただ儲けるだけでなく、環境や社会に良い企業に投資したい」という明確な信念を持っている人。 - 長期的な視点で資産形成をしたい人
👉サステナブルな企業は短期的な株価の変動に左右されにくく、長期的に安定した成長が見込めるため、じっくりと腰を据えて運用したい人。 - 個別株を選ぶのが苦手な人
👉世界の優良な割安株を、UBSが厳選して分散投資してくれるため、自分で銘柄を選定する手間を省きたい人。
- 短期的な急騰を期待する人
👉このファンドは、長期的な価値成長を目指す「バリュー投資」がベースです。短期的に流行しているテーマ株のような急激なリターンを期待する人には不向きです。 - 為替リスクを取りたくない人
👉投資先は主に海外の株式です。基準価額は株価だけでなく、為替変動(円高・円安)の影響も受けます。
【投資のリスク】知っておくべき3つのポイント
どんなに優れた投資信託にもリスクは存在しますので、特に知っておくべき3つのポイントを解説します。
- 株式の価格変動リスク
👉このファンドは株式に投資しているため、世界経済の状況や企業業績の悪化などにより株価が下落し、投資元本を割り込む可能性がある。 - 為替変動リスク
👉投資先は海外の株式。例えば、ファンドが持っている株の価値が変わらなくても、「円高」になると円に換算した時に目減りしてしまい、リターンが減少する可能性がある。 - ESG評価に対するリスク
👉サステナブル要素を重視していますが、この「ESG評価」や「サステナブル向上度」の評価基準は、運用会社の主観や判断に依存する部分があります。また、評価が高かった企業が、後から不祥事を起こしたり、環境問題で批判を受けたりする可能性もゼロではありません。

りんのすけ
1円も損したくない!
こんな方に投資は不向きです。
【まとめ】「社会にもお財布にも優しい投資」を始めるための次の一歩
いかがでしたでしょうか?
『UBSサステナブル向上・コアバリュー株式ファンド』の長い名前の裏側には、
- 社会貢献を追求する(サステナブル向上)
- 割安な優良企業を選び抜く(コアバリュー株式)
という、「長期的なリターン」と「社会的な責任」を両立させるための明確な哲学が込められていました。
銘柄名に隠された意味を理解することは、そのファンドが「どんな運用をして、何を目指しているのか」を理解するための、最高のヒントになります。
「儲けたいけど、社会も大事にしたい」という現代的なニーズを満たす、このファンドは、まさに賢い選択肢の一つと言えるでしょう。
最後に、わたしが使っている証券会社のリンクを用意しましたので、興味が持てたらのぞいてみてくださいね(^^)

りんのすけ
最後までありがとうございました。
【あなたはどのタイプ?】失敗しない証券会社選び
私は、実際に松井証券と楽天証券を使い分けていますが、それぞれの特徴はこんな感じ。
- 投資初心者で、まずは迷わず始めたい人
- 積立NISAだけで完結したい人
- シンプルな画面設計を重視する人
- 楽天経済圏で生活している人
- 楽天カード積立でポイント還元あり
- 積立額を増やしてポイント還元を最大化したい人
私の場合、積立NISAは松井証券、クレカ積立でポイントを利用した投資は楽天証券と使い分けています。
松井は『迷わない設計』が魅力で、楽天は『還元率』が魅力。
ちなみに松井証券はフリーダイヤルが設定されており、サポートが秀逸です。
何度も利用しましたが、対応も良く非常に満足しています。
もし「ちょっと始めてみようかな」と思えたら、まずは口座開設ページをのぞいてみるのがおすすめです。
どちらも無料で開設できて、スマホだけでも完結しますよ(^^)

りんのすけ
ぜひチェックしてみてね!