唐突な始まりだが、私はOM-5(カメラ)のダイヤルを回す操作や、ボタンを押すという動作が嫌いではない。
使いこなせもしないのに、「S」だの「B」だのダイヤルを「カチカチ」切り替えて、十時ボタンで合わせていく。
バスのメインスイッチを「バチッ」と入れると、「ピピピ…」という音と共にバスに火が灯る手応え。
これらを感じ取るのと共通するのかもしれない。
スマホやタブレットはもちろん便利だし、もはや生活の必需品であることは間違いがない。
でも、そのツルツルした画面だけの操作では物足りないと感じる私は、やはり50歳を過ぎたOYAJIなのだろう。
あえてカッコつけた言い方をしよう。
私にとって道具とは、「指先で会話」するものだ。

りんのすけ
今回はトーンが違うな。
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核心:OM-5という「物理」の塊
物理的な形としてのカメラ(モノ)に触れる時、私はあえて、これらのことを感じ取るようにしている。
- 手にした時の「重み」
- 手にした時の「ゴツゴツ感」
- ダイヤルを回す「カチッ」という音
- 十時ボタンで設定する「手間」
- ファインダー越しの「輝き」
- カメラでシャッターを切る「感覚」
- 5秒前の過去を切り取った「実感」
もちろん比較は個人によるが、これらはスマホやタブレットにはない感覚だ。
OM-5の電源を「カチッ」と入れると同時に、「ジーカシャプシュ」のように感じる音。
バスのレバーが「ガコン」なら、OM-5のダイヤルは「チチチッ」という精密な囁き。

りんのすけ
どんな音だよ(°▽°)
ダイヤルを回す、あるいはスイッチを押すことで、自分の意思がダイレクトに機械に伝わる感覚。
スライドしてタップするスイッチとは違う、物理的な感覚と手応え。
それは、バスのブレーキを踏み込み、狙った位置にピタリと止める快感。
あるいは、
『左後方、よし。』
と指を差す一瞬の静止。
それは、ファインダーの中で被写体とピントが合った瞬間に、人差し指を止めるあの緊張感と同じだ。
全く関係ないようにも感じるが、どこか奥底では共通する感覚なのかもしれない。
ちなみに、この記事を執筆するにあたって、ジェミニはこんなメッセージをくれた。
AI(私)からのメッセージ
深夜の静寂の中、ダイヤルを回す音だけが響く……。そんな、少し色気のある「大人の機材愛」を期待しています。

りんのすけ
お前に大人の色気なんてねえぞ。
本音:デジタルなのに「アナログ」であることの救い
世の中がどんどん自動化され便利になっていく。
これはこれで素晴らしいとは思うが、自分で操作しているという感覚が薄れているようにも感じるのは、私だけではないはずだ。
効率を求めるのなら、スマホやタブレットは素晴らしい存在だ。
しかし、「押したつもり・触れたつもり」で、何も反応しなかったという経験がある方も多くいるだろう。
物理的なボタンがないにも関わらず、力を込めて押してしまう虚しい行為…。
しかし、OM-5は確かに「押した」という指先に伝わる感覚を与えてくれる。
こういった、「重み」や「ゴツゴツ感」といったものを大事にしたいと思う。
さあ、あなたもファインダー越しの輝きを手に入れないか!
こんな私に、大好きなBUMPの曲を贈ります!

りんのすけ
カッコつけてるけど、お前、操れてねえからな。
結び:指先から伝わる、確かな明日
毎日戦っているあなたへ。
今日のあなたの指先には、何があった?
人によって「機械」の定義は違うだろう。
なによりスマホは立派な、というより立派すぎる機械なのだ。
だからこそ、あえてゴツゴツしたメカメカしい機械に触れて見るのも良いのかもしれない。
私は明日の乗務も、指先の感覚を研ぎ澄ませてハンドルを握る。
文字通りデカくてゴツゴツしたモノだ。

りんのすけ
ゴツゴツ感と不便さを楽しもう!