こんにちは、りんのすけです。
突然ですが、「芋けんぴ」ってお菓子をご存知ですか?
検索すればわんさか出てきますが、フライドポテトのさつま芋バージョンといったところでしょうか。
私は根っからの芋好きで、スーパーで見かける100円前後の芋けんぴはまさに「神の与え給うたおやつ」。
そんな52歳のオヤジが、ある日あろうことか血迷ったのです。
「これ、さつまいもを買って自分で作れば安上がりだし、無限に食べられるのでは?」
この浅はかな計算から始まった、節約とエンタメを兼ねた「自家製芋けんぴ大作戦」。
今回は、見事に撃沈した私の悲しき自爆劇をお届けします。

りんのすけ
結論:二度と作らない。
絶対に買うべき。(^^;;
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いざ調理!立ちはだかる「さつまいも」という名の硬質物体
まず前提として頭に叩き込んでいただきたい数字があります。
セブンプレミアムの「芋けんぴ」は、1袋たったの108円(税込)ほど。
プロが完璧な設備で揚げ、美しい黄金色に仕上げた逸品が、わずか100円ポッキリで手に入るこの現代社会。
それを頭の片隅に置きながら、ここからのオヤジの迷走をお楽しみください。

りんのすけ
この時点では「俺は天才節約家だ」と信じ切っていた。
まずは主役の「さつまいも」をスーパーで購入。
しかし、売り場に並ぶ芋を見て絶句。
一本249円。
……ん?
ちょっと待て。
この時点で、「既製品の芋けんぴ2袋分」を超えるコストが発生。
暗雲どころか大惨事の予感しかありません。
腹を括ってこの高級芋を細切りにしていくのですが、これが笑えるほど硬い!
角材でも切ってるのかと思うレベルです。
包丁を握る手にぐぐぐっと力を込めるたび、52歳の壊れかけた手首と指関節が悲痛な悲鳴を上げ始めます。



りんのすけ
誰かホイミ……いやベホマを唱えてくれ。
腱鞘炎になる。
ぜぇぜぇ言いながら切り終えたら、次は水に浸してアク抜き(約10分)。
その後はキッチンペーパーの上に広げて乾燥タイム(約1時間)。
ちょっと待ってほしい。
「100円出せば今すぐ口に放り込めるお菓子」を食べるために、なぜオヤジが1時間以上も台所で芋を乾かして静観しているのか。
自分の時間の使い方の贅沢さ(というか愚かさ)に頭がクラクラしてきました。



りんのすけ
シュールすぎるだろ、この放置時間……。
揚げて、絡めて、乾燥させて……膨らみ続ける「隠れコスト」
さあ、ここからが地獄の本番です。
カラッと揚げるために鍋へ大量のサラダ油を投入。
ドバドバドバ……と注がれていく油を見ながら激しい目眩が。
「あ……新品の油(約300円)が丸ごと一本当日中に殉職された……」
一気に押し寄せる金銭的ショックと、カロリーに対する猛烈な罪悪感。
胸が締め付けられます。

りんのすけ
油代だけで芋けんぴが3袋買える現実から目を背けたい。
揚げ終わったら、別フライパンで砂糖と水を熱して特製シロップ(蜜)を作り、揚げたてのカリカリ芋を投下して高速で絡めます。
仕上げにリードペーパーの上に広げて、くっつかないように一本ずつほぐしながら冷ます……。
熱い、暑い、ベタベタする…..。



ちょっと柔らかい部分やベタつくところもあり完璧とは言えませんが、見た目は完全に「お店の芋けんぴ」!
家族に「はい、手作り芋けんぴだよ」と出してみると、
「えっ、すごーい!美味しい!」
「いいんじゃない」
と大絶賛。
笑顔でバリボリ食べてくれる家族。
本来ならここで「父の尊厳大勝利!」となるはずでした。
しかし、私の頭の中では冷酷な電卓の音が響き渡っていたのです……。
【結論】日本の食品メーカーに土下座して感謝を捧げたい
ここで、今回の「自家製芋けんぴ」にかかったコストを冷静に試算してみましょう。
- さつまいも代:249円
- サラダ油代:約300円
- 砂糖・電気代・ペーパー代:約50円
- 52歳オヤジの労働時間(2時間半):priceless(プライスレス)
合計:約600円 + 肘と手首の激痛
……おいおい。
100円の袋なら「6袋分」買えてるじゃないか!!!!
しかもプロの作ったやつの方が100倍軽やかで美味しい!!
手作り体験という「プライスレスな思い出」は手に入りましたが、コスパ目的で手を出すと完全に大火傷を負います。
全国のお菓子メーカーの皆様。
あんなに手間と油と労力がかかる絶品芋けんぴを、たった108円で店頭に並べてくれて本当にありがとうございます。
私はもう二度と浮気しません。
次回からは大人しく、100円玉を握りしめてスーパーの菓子売り場へ全力ダッシュします。

りんのすけ
【教訓】芋けんぴは「作るもの」ではなく「文明の恩恵を預かるもの」。