こんにちは、りんのすけです。
突然ですが、飲食店での
「ご注文はQRコードからお願いします」
このセリフ、モヤっとするのは私だけでしょうか?
久しぶりに会う友人と居酒屋に入った時、そして家族と夕食を楽しむために小洒落たレストランに入った時。
これっていつから当たり前になったんでしょう?
気分よくお店に入ったのに、楽しむどころかトーンダウンするあの言葉。
今回はそんなモヤモヤの正体を探ってみようという、そんなお話です。

りんのすけ
老眼にはスマホきついんだよな(^^;;
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モヤモヤの正体|失われているのは通信量じゃない
まずは、何がモヤモヤするのかいくつかピックアップしてみたので、それぞれに深掘りしたいと思います。
- 物理的負担:自分のスマホが全てになっている
- 精神的負担:持っているのが当然なの?
- 体験価値の低下:会話と笑顔が消える
①物理的負担|自分のスマホが”店の備品”になる違和感
QRコード注文で最初に感じるのは、単純な”負担”です。
- 自分のスマホを取り出し、カメラを起動し、読み込む。
- 通信環境が悪ければ待たされる。
- バッテリーも通信量も、自分持ち。
もちろん、一回の注文で減るギガなんて微々たるもの。
問題は量ではありません。
飲食店のサービスを受けるために、自分の持ち物を使うことが前提になっている。
この小さな違和感です。
私は経験したことないですが、店によってはアプリをダウンロードしろって所もあるようですね。

りんのすけ
俺のスマホが店の端末になってる。
②精神的負担|「持っていて当然」という空気
ただ、私が本当に引っ掛かっているのは、通信料ではありません。
「スマホがあるなら、それを使ってください。」
この空気です。
持っているのだから当然。
できるのだから当然。
もしスマホが苦手な人なら?
バッテリーが切れていたら?
そんな時だけ店員さんが注文を聞いてくれる。
どこか「本来のサービス」ではなく、「例外的対応」を受けているような気持ちになるのです。

りんのすけ
断りにくい空気なんだよなぁ。
③体験価値の低下⬅︎個人的にはここが一番大きい!
でも、一番残念なのはそこではありません。
外食って、料理だけを食べに行く場所なのでしょうか?
「おすすめはありますか?」
「今日は混んでますね。」
「ありがとうございます。」
たった数秒のやり取りですが、私はあの時間も含めて外食だと思っています。
ちょっと話はずれますが、以前の記事で書いた東京旅行の際に、浅草のもんじゃ焼き店に入りました。
このお店は店員さんが注文を受け、目の前で調理してくれるスタイル。
アルバイトだという女子大生が調理してくれるあいだ、
「今日はどちらからですか?」
「今は外国人だらけですよね」
などという会話がありました。
私だけではなく、高校生の息子にも話を合わせて会話してくれた明るい女子大生。
普段は無口な息子が会話を楽しむ姿に、ちょっとビックリしたのと同時に嬉しくもなりました。
このスタイルが正しいとは言いません、わずらわしいと言う人もいるでしょう。
でも、私は非常に楽しい時間を過ごし、家族と美味しい食事をすることができました。
QRコードで料理は注文できます。
でも、人との会話は注文できません。
家族全員がスマホを見つめ、友人同士の会話が一度止まる。
この瞬間にお金を払う価値があるのでしょうか?

りんのすけ
飲み放題の時間も消費するぜ!
【結論】QRコードは中途半端!
私は20歳から33歳までホテルマンでしたが、ホテル業界は当時から人手不足でした。
いまの業界(バス運転手)もそうなので、人手不足なのは分かります。
人件費が上がっていることも理解しています。
だから私は、効率化そのものを否定したいわけではありません。
ただ、今のQRコード注文はかなり中途半端に感じます。
- 注文は客。
- 通信料も客。
- バッテリーも客。
- でも配膳は店員さん。
- 追加注文も状況によっては店員さん。
どこまでがサービスで、どこからがセルフなのかが非常に曖昧です。
それならフードコートやスタバのように、最初からセルフサービスです。
と、割り切ってくれた方が納得できます。
私の中でのそもそも論ですが、外食って食事だけではなく、お店の雰囲気や接客も含めた「体験と時間」がひとつの食事なのだと思います。
店員さんに声をかけて
「今日のおすすめは?」
そんな一言を交わせる店が、少しずつ減っている。
こんなやり取りする昭和の温かみが、ちょっと恋しくなる52歳の夜でした。

りんのすけ
浅草の女子大生は最高だったなぁ〜!